アロマセラピスト原田瞳の「2021年を愛と喜び、豊かさへと導く 年神アロマ — 希望に目覚めるレモンの香り。」

レモン

香りは、五感の中で最も脳に近い感覚器で受容されます。
「嗅球」という眉間の奥にある、第三の目の辺りに存在している感覚器です。

触覚よりも、味覚よりも、視覚よりも、聴覚よりも、脳に近い存在である「嗅覚」。つまり、五感の中で、一番意識やスピリチュアルな世界にちかい存在だということです。

エジプトやメソポタミア、ローマやギリシャなどの古代の先人たちは、宗教儀式や治療の場で、香りのある香木やハーブを燻して、その半分物質で、半分物質でない「煙」という存在を「天地をつなぐ」象徴として崇めてきました。

香りは、この地上で最も直接的に私たちを神や精神の世界とつなげてくれる存在として、人々の邪念や、心身の病を清めたりするために重宝してきたのでした。

このスピリチュアルアロマのメカニズムは、現代社会を生きる私たちにも、単なるまじない事ではなく、本当の私たちの魅力や潜在能力を活かし、自然界・宇宙の法則と繋がり、素晴らしい人生を創造するためのたくさんのヒントを秘めているのです。

2021年がスタートし、立春を迎え、いよいよ本格的に今年の年神のスピリットが降臨します。アロマセラピスト&スピリチュアルライフコーディネーター原田瞳が、2021年の年神アロマとしてチョイスしたのは「レモン」です。

レモンの実の花言葉は「熱情」を表わし、「火」のエレメントを表わしています。心身を浄化させ、あなた本来の輝きや朗らかなパッション、明晰さをもたらせる香りです。

また、2021年は2+0+2+1=「5」という、風のエレメントや喉のチャクラを象徴させる「5」の数魂を持ち合わせています。

「風」はネットワーク、情報、オンライン、場所や物にとらわれない自由な働き方、クリエイティビティ、次元上昇を象徴しています。今年もまた、昨年に引き続き、コロナ禍による社会の様々な混乱とともに、古い価値観が崩され、スピーディーな時代や情勢のシフトアップの波がきています。

こんな時こそ、レモンのスピリットが象徴する「自分軸」を強化し直しましょう。周囲の古い価値観や執着に迎合していては、あなたの本当の力が封印されてもったいないのです。

本当の自分とつながり、(香りを嗅いで)風にのって、わたしたちの源である宇宙・自然界に繋がりなおしましょう。

周囲の古い価値感に惑わされることなく、あなたのハートと繋がり「本当の自分は、今後どのように生きてゆきたいのか。」「真に価値ある物事」その選択をしてゆく強さや勇気が、新たな時代の開運と繁栄に繋がります。

あなたが時代の波にのり、輝きを増すことで、周囲へもポジティブな力が循環してゆくことでしょう。それは自分勝手なわけではなく、真理の力なのです。

大切な人たちの人生ステージを引き上げる力、地球の次元上昇を手伝い、多くの人々を幸せにする鍵になるのです。本当の自分と繋がることは、内なる神と繋がり、人生を切り拓くためのインスピレーションや潜在能力・魅力を呼び覚まし、あなたや周囲の人々の人生をより幸せに豊かにすることに繋がります。

レモン

 

「フレッシュな希望に目覚めるレモンの香り」

フレッシュでシャープなシトラスの香り、レモン。

インドが原産地ですが、南欧、フロリダ、カリフォルニアでも栽培されています。レモンは、病気を運んでくる昆虫の刺傷に対する消毒剤として長いこと尊ばれてきました。動脈硬化に対してこれが示す血圧降下作用も認められてきました。エジプト人は、これを肉と魚による食中毒と疫病に対する解毒剤とみていました。