【クレオパトラに学ぶ】恋も仕事も赤ちゃんも(3)

彼は、私の意表をついた演出と度胸に引き込まれたみたい。 お陰で聞く耳を持ってくれた。 私達は初対面だったけれど、国に対する熱い思いという共通点があったため、すぐに意気投合したわ。

皆様、こんにちは!   エンジェリック・セラピスト*373(みなみ)です。

《前回のおさらい》
クレオパトラに「ソウルメイトを惹きつけるコツ」をチャネリング・インタビューしたところ、「エジプト女王として外敵から国を守るため、まずはローマの優れた軍人・政治家であるカエサルと懇意になる必要があった」とのことでした。(前回はコチラ)

では早速、その続きへと参りたいと思います。

弟王や側近、妹に命を狙われ、逃亡

―――では、クレオパトラ様は、女王としての「使命」に導かれてカエサルに謁見したということですか?

◆クレオパトラ: そうね。それから、私はエジプトをより良い国にしたいという思いから国民や国事に積極的に関わっていたのだけど、弟王や彼の側近たち、私の妹がそれをよく思わなくてね。彼等から命を狙われてシリアへ逃亡中だったから、王権を取り戻すためにも、とにかく強い後ろ盾が必要だったのよ。

―――いわゆる骨肉の争いというヤツですか?

◆クレオパトラ: ええ。だって、私より以前のプトレマイオス朝の王族たちはエジプト語を学ぼうともせず、自分達の出生地の言葉であるマケドニア語さえままならない者もいたそうなのよ。プキス雄牛の儀式にも使者を送るだけで、誰も出席したことがなかったらしいし。エジプト南部まで足を伸ばして各神殿やピラミッドへ出向いたのも私だけだったというから驚きじゃない?

彼等はただ、権力の上にあぐらをかいて贅沢な暮らしをしたかっただけ。私利私欲のためなのよ。そんな人達にこの素晴らしい豊穣の国「エジプト」を託す気持ちには、どうしてもなれなかったのよ。

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絨毯にくるまって極秘にカエサルに謁見

―――それで、カエサルが政敵ポンペイウスを追ってアレクサンドリアへやってきた際、絨毯にくるまって極秘に謁見した、というワケですね。

◆クレオパトラ: ええ。そのままアレクサンドリアの宮殿へ出向くのは危険すぎたからね。当時エジプトでは、贈り物を絨毯に包んでプレゼントする風習があったのよ。ステキな絨毯を眺めているうちに、コレだ!とひらめいたわ。

―――カエサルは、相当驚いたでしょうね。

◆クレオパトラ: ええ。あの時の彼の顔は、今でも忘れられないわ。笑 銀食器や衣服や小麦なんかが出てくるかと思ったら、人間ですものね。しかも逃亡中のエジプトの女王!
スマホがあったら写メってみんなに見せたかったわ。笑

彼は、私の意表をついた演出と度胸に引き込まれたみたい。
お陰で聞く耳を持ってくれた。
私達は初対面だったけれど、国に対する熱い思いという共通点があったため、すぐに意気投合したわ。エジプトの豊かな資源とローマの強い軍事力という補完バランスもバッチリだったのよ。

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出逢った当時、カエサル54才、クレオパトラ21才

―――ではここで、ソウルメイトを惹きつけるコツを一言でまとめていただいてよろしいでしょうか。

◆クレオパトラ: まずは自分の「使命」をクリアにすることね。
読んで字のごとく、何に自分の「命」を「使」うのか。
「命」とは現代風に言い換えれば、「労力」であり「時間」「お金」でもあるわね。

ただの私利私欲だけではダメよ。あなたがその使命を遂行することによって、周りの人々や社会が向上するものでないと。

*つづく……

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8月31日(月)★クレオパトラ★

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紀元前30年8月31日、クレオパトラは、果物カゴに忍ばせた毒蛇に胸を噛ませ、眠るように息を引き取りました。
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