あなたにはありますか?
自分を信頼できない時……。
僕にはあります。
そして、それは誰もが体験することかもしれません。
自分の信じていた人が、自分の思いも寄らない言動をする、また、自分が選んだ道が正しい道なのか……。
運に見放された、信じていた人に裏切られた、信じた自分が軽率で浅はかだったのか、引き返すならまだ間に合う……。
そんな思いを持ったことはあるでしょうか?
わたしたち、AQUAMIXTが師事するドリーン ・バーチュー女史が、キリスト教徒になり、今までの手法(エンジェルセラピー®)を手放すことになりました。
セラピストの多くに問題提議することになったように思います。
とくにドリーンバーチューのオラクルカードを使う人は多いですからね。
右往左往する場合もあるでしょうか。
スポーツ新聞のゴシップ記事のような扱いにショックを受けた人もいるようです。
今は便利に拡散される世の中ですから……。
さて、
心理学の交流分析では、
自分について、他人についての「基本的な構え」があると考えます。
・自分OK 他人もOK
・自分OK 他人はOKではない
・自分はOKではない 他人はOK
・自分はOKではない 他人もOKではない
この4つの中のどれかに当てはまります。
人生への姿勢、とも言えるでしょうか。
そして、その「基本的な構え」を証明するようにその人は人生を歩みます。
その「癖」が出やすいということですね。
例えば、あと少しで成功しそうな時に何かトラブルが起こり、失敗するとします。
その時、その人は「やっぱりうまくいかない、どうせ、自分なんて……。」と「自分はOKではない」を証明しようとします。
「ほら、やっぱり」
「どうせ……」
「だから、言わんこっちゃない!」
そんな口癖が出やすいでしょうか。
どこかで自分の人生への姿勢である「自分はOKではない」ことを証明しようとして、自分を信頼できない、その根拠を探してしまいます。
思い込み、決めつけなどに至ることも……。
その人の普段は意識しないようにしている「基本的構え」は、何か大切な時に、大切な人の前であぶり出されます。
悲劇的な結末を結論にして、どこかホッとする自分を見つけて、のたうちまわることもあるかもしれません。
つまりはOKではない自分にふさわしい現実ということですね。
しかし、それは本当にわたしたちの魂が望む人生でしょうか?
ドリーンバーチュー女史のキリスト教徒への転身、今までの手法を使わないという明言は、彼女の生き方の表明と僕自身は感じます。
それは、「あなたも自分の人生を生きてもいいのよ」というメッセージとも感じます。
先日、ドリーンの転身についての問い合わせがあり、僕が答えた文章をここに載せますね。
「さて、ドリーンが洗礼を受けて、クリスチャンになった件ですね。 キリスト教徒ですから、今までとは違う選択をすることになるようで、彼女の人生がまた違うステージになったんだろうなと思います。自分のしたいように生きる姿は、ある意味見習うところが多いと僕自身は感じます。
オラクルカードがもたらす恩恵に変わりはないということも同じく思います。
ドリーンバーチューの人生、生き方が○○さんの人生を決定することがあるとしたら、○○さんはどう思いますか? ○○さんが思ったとおりに、○○さん自身の選択を信頼してあげてくださいね。」
誰もが心の中に持つ神性は、誰にもおかすことはできません。
自分が自分を信頼してあげることで、つまりは、自分にOKを出すことで、目に見える世界は全く違うものになるでしょう。
それは自分以外の人やものに優しくなれることにつながるかもしれません。
信じている自分を信じて生きるという姿勢はいかがでしょうか?
《水本潤治・寛子 さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/mizumoto/?c=33212