僕たちはさまざまなエネルギーに影響されて生きています。
憑依の問題で自分を見失ったり、他人の念が自分に刺さり身体に影響があったり、また、人の念が紐状になり、身体にくっつき、氣力を吸い取られ、疲れやすく(慢性疲労)なってしまうことも僕たちの日常によくある、目に見えない影響力です。
その影響を受けやすい人、そうでない人は存在します。
また、そのようになりやすい時、そうでない時も同じです。
いつも疲れやすく、氣力がなく、不平や不満、他人を評価する傾向がある時はありますか? とても充実していて、何をやっても楽しく、充足感に満たされ、穏やかな時はありますか?
「わたしの魂はどのような人生を望んでいるのだろう? そのためにわたしは今日一日、どのように生きることができるだろう?」
「何となく自分らしくない自分」で日常を生きている時、僕はそのように問いかけます。
答えを求めるのではなく、エネルギーを切り替えるためにそうします。
では、エネルギー管理をして、穏やかな日常を過ごすためにできることとはどんなことでしょうか?
僕自身、多くのスピリチュアルカウンセリングを通じて、その傾向を知ることができました。
まず、ひとつ目は「自分に正直であること」です。
大人になればなるほど、これは難しいかもしれませんね。
我慢や遠慮、空気を読んだ身の振る舞いは、社会人として当然と思っていることもありますもの。
犠牲と貢献をはき違えてしまったり……。
ちょっとした自分への裏切りに自身のエネルギーレベルは下がります。
2つ目は「自分を最優先にすること」です。
誰でも、自分にとって大切な人はいるでしょう。しかし、その人よりも自分を大切にすることができるでしょうか。
それは回り回って、身の回りの人たちへの貢献となります。
3つ目は「静かで健全な自己満足」です。
他人に評価されずとも、自分だけがその活動を通して充実感を持ち、情熱を注ぎ込んでいる状態です。
他人と比較するというエネルギーから、自身のエネルギーレベルは下がります。
自分自身が満たされる静かな時間は、心の中にある闘争を鎮め、自分の周りに攻撃をする必要がなくなります。
4つ目は「すべてはありのままと知ること」です。
あらゆる出来事はそのまま、ありのままに存在し、その出来事に意味づけをしているのは自分であり、それは変えられる、再度選択できることを知ることです。
誰かからの情報や価値観、それに纏い付く感情や観念をいつの間にか自分のものにして、そのものの見方で世界を見ているわけです。
そのものの見方と考え方は、本当に自分のものか? と問いかけるといいかもしれません。
どうでしょうか?
何か実践できるものはあったでしょうか。
エネルギー管理は人生管理。
穏やか自分でいられるなら、それだけで大きな社会貢献だと僕自身は思います。
使命感を持って人の役に立とうとしなくても……。
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