胎内記憶(2)お腹の中のこと覚えている? 〜エンジェル・セラピスト®夫婦のスピリチュアル子育て PART.83~(寛子編)

お腹の中にいた時の記憶とともに、子供にとってママのお腹は柔らかくて温かい、安心感のある大切な場所なのかもしれません。

もうすぐ3歳になる娘の小葉(このは)が、生まれてくる前の話をしてくれるようになったのは、2歳になる少し前からでした。
片言の日本語を駆使して表現するその世界に、私たち大人のもつ常識で認識できる世界以外の深遠なる宇宙の広がりを感じたものです。

前回は「お空にいた時の記憶」を語ってくれた話を紹介しましたが、今回はお腹の中での記憶を語ってくれた話を紹介します。
無邪気に話してくれるその内容には、驚かされたり、関心したり、励まされたりしています。

日本では医学博士・産婦人科医の池川明先生が、「胎内記憶」について多くの研究発表や書籍を出版されています。
マタニティー雑誌での特集も多く、妊婦さんの7割がこの言葉について知っているというアンケート結果もあるそうです。

池川明先生によると3歳くらいまでの子供たちであれば、

胎内記憶を持っている子が30%~40%
中間世の記憶を持っている子が20%程度

胎内記憶を語ってくれるのは、子供がリラックスしている時だそうです。

自分から話すことは、少ないといいます。
多くは、夜寝る前にさりげなく問いかけて、その答えを聞いています。

「このはは、お腹の中で何をしていたの?」

ある時は元気よく嬉しそうに
「おっぱい飲んでいたの!」
と答えました。
お腹の中で、どうやっておっぱいを飲んでいたのだろう? と不思議に思っていると、
「おへそから、飲んでいたの」
と続けるのです。

確かに、子宮の中で赤ちゃんは臍の緒で母体と繋がり必要な栄養や酸素を受け取っています。
まだ2歳の子供は、胎内での赤ちゃんの様子を知識としては知らないでしょう。
けれども臍の緒からおっぱいと同じ成長に必要な栄養を受け取っていた、という感覚を持っていたようです。

まだ大人に比べて語彙が少ないですから、自分の知っている語彙を駆使してその時の感覚を表現するといいます。
それにしても、「おへそからおっぱいを飲んでいた」とは、とても分かりやすい表現だなと感じました。

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また、別の機会に同じ質問をしました。

この時は、「お腹の中で、遊んでいたの」
と答えます。
「へぇ〜、何で遊んでいたの?」
そうすると、指で何かの形を作りながら、
「※♪∞☆」
まったく聞き取れない(日本語ではないような)単語を、早口で答えました。

「え? 何? 何で遊んでいたの?」
また同じ単語を言うのですが、やはりまったく聞き取れず、見当も付きません。

何度聞いても同じ答えでしたが、そのうち
「なんで分からないのかなぁ」
というような表情をして、答えてくれなくなってしまいました。

今でこそハッキリと明確な言語を話すようになり謎の言葉はかなり減りましたが、1年ほど前は喃語とも言えない不思議な言葉もよく話していました。それも、本人はちゃんと意味があって使う言語のようです。「宇宙語」などと呼ばれることも多いそうですが、もしかして天界の言葉でしょうか?

私たちが成長とともに左脳で言語の処理を行うように発達をする以前の、赤ちゃん特有の言語体系があるのでは? と感じます。
胎児や乳児は特に「右脳」が開いていると言われますが、右脳型の特殊な感覚的な言語で、この世界を左脳では分からない形で認識してコミュニケーションを取ろうとしているように感じます。

しかし、この三次元世界での生活で受け取る情報量が増えるに従い、その感覚も当時の記憶も薄れていくのですね。

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最近も、また同じ質問をしてみました。

言葉もかなり達者になってきた、2歳11ヶ月です。

「お腹の中で泳いでて、良かった!」

羊水の中で、プカプカしていた頃でしょうか。そうすると、胎児としてはかなり小さいですが。
お空にいた時の記憶も語ってくれるのですから、小さな胎児だった頃の記憶でも不思議ではありません。

そして今でも、ママのお腹が大好きです。
産後は見事にお腹の皮膚はたるみ、また断乳後は体重も増えてお腹回りがタプタプになった私ですが、そのお腹をとても愛おしそうに触ってきます。

さすがに産後太りすぎたと感じた私が「お腹のお肉、落とさなきゃ」と呟いていたら、
「いやだ! お腹のお肉、無くさないで!!」
と切に訴えられてしまいました。

お腹の中にいた時の記憶とともに、子供にとってママのお腹は柔らかくて温かい、安心感のある大切な場所なのかもしれません。
美容を意識するよりも娘が喜ぶお腹でいるのも、今は必要なのでしょう。ダイエットは先延ばし中です。

私たち夫婦のセラピーサロンAQUA MIXTでは、子育て中のママさんパパさんも多くいらして下さいます。
子育てが少しでも楽になるお手伝いが出来れば、幸いです。

 

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