私たちの魂が“病気”から学ぶこと。①~“魂”が、自らを磨くために今世で設計してきた問題集です。~

今世で学ぶテーマの中で “病気”という問題集があります。

私たち一つひとつの魂が今世で学ぶテーマは、人の数だけ、魂の数だけあります。

そのテーマは、例えば、自分の心を強くすることであったり、たくさんの人の心を知ることであったり、人に思いやりの心を持って接することであったり、孤独を経験することであったり、それはもう、さまざまなのです。

それらのテーマの中で、とても多くのことを学ぶことができる出来事があります。
それは、“病気”という問題集です。

この病気によって、さまざまな想いを経験し、多くの人と接することになります。
そして、その人たちや、自分自身と向き合うことが自然に求められてきます。

 

人生の問題集から経験すること。

病気という問題集が降りてきたとき、私たちは、次のような感覚を持ち、経験し、考えることになります。

悲しみ、怒り、恐怖、絶望、愛(思いやり)、優しさ、希望、感謝、感動、人生、命

その病気が大変なものであればあるほど、その魂の学びは大きくなってきます。
どんな病も、健康なときに比べれば、とてもつらいものですねぇ。

大きな病も小さな病も、どこかが不調なときはとてもつらいものですね。

まして、それが命に関わるときには、その問題集に“命がけ”で取り組まなくてはなりません。そしてそれまで生きて来た以上に、人生について考えることになりますね。

そのときに、悲しさや恐怖、感謝など、先に挙げたような経験とともに、たくさんの愛を学んでいきます。

 

病気は、私たちの“魂”が、自らを磨くために今世で設計してきた問題集です。

どのような病も、私たちの魂がこの世に生まれる前に、自らを磨くために経験しようと選んできたものです。

そして、その病の“結果”が一見どのようなものであっても、

“私たちのこれまでの想いや行動は、どうだったかな?”
“自分の心を大切にしてきたかな?”
“これまでの自分は、周りの人や、さまざまな“大切な人や物”をちゃんと見て、大事にしてこられたかな?”

そんなこと考える時間を与えてくれたり、それを振り返って、確認できるような体験をさせてくれたりする貴重な機会とも言えます。
私たちの魂は、泣いたり、笑ったり、怒ったり、感動したり、さまざまな想いを経験しながら光に向かって育っていきます。

病気という問題集は、その光をいっぱいに感じる“チャンス”でもあるのです。

 

“病気”という人生の問題集を解くために大切なことは?

そして、この問題集を解くときに、とても大切なことがあります。

それは、その病を「誰かが直してくれる」「自分は何もしなくていい」のではなく、お医者様やまわりの人たちの手助けを受けながら、私たち自身が身体や心に良いように想いや行動を変えたり、さまざまなこと(情報)を取り込んだりしながら、“自分が治す”“治ってみせる”という積極的で強い意思を持つことなのです。

病気に対する積極的な強い想いが、ともすれば病気の行方を左右する、そんなことがあるほど、“意思(想い)”というのは大きく影響します。

そのような意思を持って“自分の人生”を“自分が主役”となって生きたとき、その人生の長さに関わらず、私たちの小さな魂は、キラキラと光を増して輝き、とてもとても喜ぶのです。

私たちの人生には、本当にいろいろなことがありますね。
ですが、病気も、さまざまな苦しみも、すべては越えられる問題集です。

そして、私たちをいつも見ていて、応援してくれている存在たちがいます。
ひとりじゃないんです。
大丈夫なんです。

次回は、今日に続いて、私たちの人生に病気や不調といった、つらい問題集が降りてきたときに、どんなふうに想い、前を向いたらいいのか、といったことについて書いてみますね。

今日も最後までお読みくださり、本当にありがとうございます。
この続きは、また明日……!

 

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