セロトニン生活に関するあなたの疑問・質問に有田先生が回答!(2) –有田秀穂先生監修–

有田秀穂先生 増やせば、心はいつでもHAPPY!「脳内セロトニンUP 大作戦」PART.7

有田秀穂先生 増やせば、心はいつでもHAPPY!「脳内セロトニンUP 大作戦」
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セロトニン生活に関するあなたの素朴な疑問・質問に有田先生が回答します!

もっとセロトニンライフ Q&A その2

serotonin Q
共感脳」の位置は、第三の目の場所ですが何か関係があるのでしょうか?

[A] 間違いなくありますよ。セロトニン神経によって「共感脳」が活性されるということは、第三の目のところの血流を増やすということです。つまり、共感、直感に関わる脳が活性化される状況をつくっているので、共感性や直観力の高い人になると言えるでしょう。共感も直感も、論理で考えるわけではありませんよね。
相手の表情とか目つきとか、仕草、動作といったものから相手の心の状態を知るわけです。言葉ではない情報で、相手の心のなかを見抜く。まさに第三の目なんですよ。
ただ、未来を見抜くとか超能力的な話にはなりませんよ。あくまで人間関係で考えた時に、現実的に人と向き合って、わずかだけれども言葉の裏にある相手の変化をきちんと見抜いていたということが「直感」と言えるのだと思います。

serotonin Q
セロトニンを活性させて成功している人は誰?

[A] 世の中で活躍している人たちは、いろんな形でセロトニン活性していると思います。たとえば野球のイチローさんもセロトニン活性が非常に強い人でしょう。たえずリズム運動をしていますからね。グラウンドで守備についている時も、バッターボックスに入る前の動作も、すべてリズミカルな運動を繰り返していますから、セロトニン活性だと思いますよ。
スクワット体操で有名な黒柳徹子さんもそうですよね。また、人との触れ合いが濃密で、毎日グルーミングしているようなものですよね。年を重ねても若々しく活躍している背景には、セロトニンを活性する生活習慣があるのではないかと思います。

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<プロフィール>

有田秀穂先生
「セロトニン研究」の第一人者。東京大学医学部卒業。
東邦大学医学部統合生理学で坐禅とセロトニン神経・前頭前野につ
いて研究。セロトニンDojo代表

http://www.serotonin-dojo.jp/

<information>
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【場所】パシフィコ横浜 健康生活フェア会場内
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