【愛と恐れ:part1】バリ島の芸能に平和を想う。善と悪の戦いは永遠に終わらない

善と悪が調和を保って、この世界が成立している

あなたの本来のパワーを発揮し望み通りの幸せな人生を実現する
開運言魂文字のアーティスト☆紫水です。

夏が終わりましたね。あなたはいかがお過ごしでしたか?
私は夏の夜祭りでバリ島の芸能の奉納演舞を拝見しました。

この日一番印象的だったのはバロンダンスという、聖獣バロンと魔女ランダの戦いです。ちょっと見づらいですが冒頭の写真が聖獣バロンと魔女ランダの戦い!迫力満点です!
魔女ランダはバリ・ヒンドゥーの悪の側面を象徴しており、聖獣バロンは反対に善を象徴しています。たとえ倒されても必ず生まれ変わり、バロンとランダの戦いは永遠に終わらないと言われています。

以前バリ島に滞在した時は、バロンとランダはどちらも大切にあがめられ、また、おそれられ、そして愛されているように感じました。
当時、聞いた話では、バロンとランダの戦いが終わらないのは、この世は善と悪が調和を保って存在して成り立っているというバリヒンドゥーの思想なのだそうです。

面白いのは、バロンももとはランダから生まれたという説があることです。
其れ等の事を思い出しながら、やはり善も悪ももとは一つから生まれているという事を改めて納得しました。
なんだか、昔の日本の思想にも似ている氣がしますし、それにとどまらず、普遍的な哲学を表しているようにも感じます。

以上のこと思い出していて改めて深く心に留まったのは、善と悪という戦いは永遠に終わらないということと、善も悪もこの世に存在する全てが調和を保って、この世界が成立しているという事です。

ランダはただパワーが強い存在でありますが、人間が自分たちに災いもをたらすので魔女という”魔物”とされてしまいましたが、同時にあがめられ愛されてもいるように感じました。(日本の鬼子母神様と似ていますが元は一緒のようです。)
そしてバロンもランダから生まれたにも関わらず、自分たちにとっては有難い存在なので聖獣としてあがめられています。

パワーある存在は同じ存在、もしくは元が一緒であっても、自分達に災いを為すものとして忌み嫌い、”恐れ”たときに魔物になり、有難いものと敬い、その絶大なる力を”畏れ”た時は神となる。
恐れ=畏れ
全てはただ存在してるだけだけですが、自分に都合の宜しくないものを『悪』としてレッテルを貼って否定して、自分の都合を正当化してるのかと感じました。

極論にはなりますが、『善と悪』は単に自分たちにとって『都合が良いかそうでないか』だけなのかもしれません。
自分の正当性を脅かすものとして他者を恐れれば敵となり戦いを生みますが、自分の中の恐れを直視し、それを認め、自分の恐れを生じさせる相手の存在を受け入れ、力を認める事が出来れば、”恐れ”が”畏れ”となって相手を敬う気持ちに変わりこの世界全体としては、互いにかけがえのない存在として、戦いではなく”友愛”が生じるのではないかと思いました。

以前に、恐れも愛も元は一緒というお話しをさせて頂きましたが、そうすると善も悪も元は一緒なので、結局は、善も悪も自分の心の恐れが都合で勝手に決めているだけなのかもしれませんね。
その日は丁度、終戦記念日でしたが、遠い南国の芸能を拝見しながら、戦争もきっと、もとは一人一人の小さな恐れから始まっているのだと改めて感じました。

そして、どちらが正しく、間違ってるという事を戦いで解決しようとしても永遠に決着はつかない。
なぜなら、この世に存在するもの全ての調和によって、この世が成立しているからなのだと改めて納得しました。

そして、何度も同じ事を申し上げ恐縮ですが、現実は自分で生み出していて、
内面が鏡として現実に現われているので、全ての原因は自分の中にあるのかもしれませんね。
以前お話ししてる事と重なるとは思いますが、今度はその辺についてお話しさせて頂こうと思います。

世界はもともと愛という1つの存在で全ての人の魂は美しいことを伝えるべく活動しております。

現実を整理し望む現実をつくるお手伝いをさせて頂く個人セッション、開運アート、開運グッズ、願いを叶えるワークショップなどは下記をご参照下さい。

今日もあなたにとって幸せな事が沢山訪れますよう、、、
あなたの魂が輝く1日と成りますよう。。。
あなたの愛ある魂の願望が全て優雅に叶いますよう、、、
常に素晴らしい地球であり続けますよう、、、
今日が人生で最も美しい1日となりますよう。。。

開運言魂アーティスト 紫水

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以上、開運言魂アーティスト 紫水ブログからの転載
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