池川明先生インタビュー「子どもたちが語る神秘的な記憶「胎内記憶」についてもっと知りたい!」PART.3「赤ちゃんは両親や兄弟を選んでやって来る」

TRINITY Vol.50の「専門医が教える健康生活のオキテQ&A」企画でご紹介した、池川明先生が伝える「胎内記憶」について、TRINITY WEBではより詳しく皆様にご紹介していきます!

はじめに、池川クリニック院長の池川先生は、日本で唯一「胎内記憶」の研究を続けていらっしゃる、産婦人科の第一人者です。2001年に全国の保険医で構成する保団連医療研究集会で発表した「胎内記憶」が新聞で紹介され話題となってから、今でも多くのマスコミで取り上げられています。多数の著書やCD、精力的に講演活動もされるなか、現在公開中の映画「かみさまとのやくそく~胎内記憶を語る子どもたち~」にもご出演されています。この約10年の間で多くのお母さんに浸透してきている「胎内記憶」には、私達に教えてくれる輝く真実が宝石箱のように詰まっています。より多くの方に知って欲しい「胎内記憶」について、色々と池川先生にお話を伺ってきました。

「この親の元に生まれる」と決めるタイミング

――赤ちゃんはいつからお母さんを見ていて、どのタイミングでこの人の子どもとして産まれようと決心するのですか?

あらゆる可能性があります。一番早い子どもで、空の上で親子になるのを母親と一緒に決めた、という人がいました。あとは、女性が妊娠してから、「この親の元へ行こう」と決心したりと千差万別です。

他には、この人を母親にしようと(10対1で父親の場合も)、母親のことを母親が子どもの頃からずっと見ていて、それにふさわしい夫を選ばせたというのもあります。どうやって出会わせるのかと言うと、両親の耳元で「あそこへ行ったら良い人に出会えるよ」と囁いて誘導したそうですよ。

――兄弟姉妹として産まれてくる子どもは、生まれる前に既に会っていたり、生まれる順番の相談をしたりしますか?

会っていたり、順番も決めていることがあります。性格の違いなどで最初に生まれる子と2番目3番目と順番が変わると、お母さんは育てるのが大変だからです。だから子供たちが先に相談をしていて順番を決めています。

例えば、障害持つ子が先に生まれたら、その子を助けるために次の子が生まれたり、また、次の子に障害を持つ子が生まれるって分かっているから、その子を助けるために最初に生まれて次の子を待っているということもあります。

以前こんな話を聞きました。2人の男の子がいるお母様の話なのですが、ある時、弟が兄に向って「お兄ちゃんって威張るな! 本当は僕がじゃんけんで勝ったから先に行くはずだったのに、お兄ちゃんが僕を突き飛ばして行っちゃったんじゃないか。本当は僕がお兄ちゃんだ!」と怒っていたそうです。すると、お兄ちゃんは「だって二人で兄弟になろうって決めたじゃないか。お前が先にいったら、お母さんは一人しか生まなかったから、兄弟になれなかったんだよ。だからこれで良かったんだ!」と言い返したそうです。

実際、お兄ちゃんはすごく育てやすい子だったから二人目を産むことにしましたが、病気がちだった弟が先に産まれていたら、もう一人産もうとは思わなかったそうです。だから、お兄ちゃんの言っていたことは正しかったのです。

~次回は「胎内記憶を覚えている子どもたち」をご紹介します。お楽しみに!~

■池川クリニック
http://www1.seaple.icc.ne.jp/aikegawa/

TRINITY Vol.50は現在書店にて好評発売中です。P38に先生のインタビューが掲載されております。そちらも合わせてご参照ください。

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https://www.el-aura.com/20140324001-2/

★9月20・21日(土日)に開催する「健康生活フェア 2014 in YOKOHAMA」への池川明先生のご出演が決定しました! 池川先生のお話を直接聞くことができる貴重な機会です。ぜひお越しください!
http://www.healthylifefair.net/2014_yokohama/archives/guest/ikegawa_akira