「家族に本心を伝えていますか?」~家族は異なる個性と魂の集合体

あなたにとって家族とは?

あなたを大切に思っている家族が、あなたを最も不自由にさせていることがあります。
もしも、あなたが自分のやりたいことを家族が反対したり、強い不安を抱いたり、同意してくれない場合に諦めてしまったとしたら、それは自分の価値観と家族の価値観を混同しているということかもしれません。

社会人になっても、親の意見が怖くて自分がやりたいことを諦めているとすれば、その後遺症は中年期に至ったときに、心身に影響を及ぼすことになるでしょう。

「自分自身」よりも親の意向を尊重したために、「自分の人生」を歩めなくなってしまったり、自分の決断に自信がなく、自分の人生を歩めなくなってしまうことも、往々にして起こります。

家族はあなたの幸せを願って、あなたにアドバイスや意見を言っていることは間違いないでしょう。
しかし、時は流れています。
例えば、親の時代には通用したことであっても、今は新しい価値観が生まれていて、古い考え方では成功できないこともあります。

家族といえども意志と感情を表現しよう

家族はあなたを愛している結果、あなたのためを思って行動していることは、きっとあなたも理解しています。しかし、いくら家族はいえ、自分の希望をハッキリと伝えなければ、伝わらないことも多々あるはず。

一緒に食卓を囲みながら、短い時間で食事を終わらせて、各自の部屋に戻るような毎日……なかなか家族に言いたいことがあっても言えないこともあるでしょう。
そういうときは、「夕食が終わったら、話したいことがあるけど、いいかな?」と、勇気を出して提案しましょう。そして、家族会議を開き、何度も話し合っていくことで、家族に自分の意思を伝えましょう。

もちろん夫婦でも、お互いの不満が募って喧嘩になる前の対処法として、自分の意見を言う機会をつくりましょう。子供のこと、相手の家族のこと、友人関係、会社のこと、お金のことなど、話すべきことはたくさんあるのではないでしょうか。

家族の意見を聞くことは、家族1人ひとりのことを理解するチャンスです。
どんなに仲の良い家族や夫婦でさえも、異なる個性と魂の目的を持って生まれ変わっています。

学ぶべき課題や人生の目的が異なるからこそ、相手を理解すること、相手を許すこと、そして、お互いを支え、お互いの成長を尊重しながら、家族みんなが健康で幸せになれることでしょう。

あなたも勇気を出して、あなたのやりたいことを家族に伝えましょう。
そうすることで、あなた自身の人生が始まります。
頑張ってください。
ありがとうございます。