紫外線対策はバッチリですか?~「日焼け止め塗り忘れゾーンにご注意を!」

5月は紫外線が最も強い時期

5月の爽やかな季節になり、鎌倉に遊びにいらっしゃる方も増えてきました。
最近、日差しも大変強くなってきましたね。

もうご存知の方も多いと思いますが、紫外線は5月が最も多いと言われています。これは紫外線A波のことを指していて、紫外線B波は7月~8月頃に多いと言われています。

紫外線A波は肌の真皮という深い部分にまで到達してコラーゲンやエラスチンなど、肌のハリや弾力に大切な繊維にダメージをあたえるためシワやたるみをつくります。また、紫外線B波は肌表面に作用して肌を黒くしたり、皮膚がんの原因になったりすると言われています。

この肌にダメージを与える紫外線を防ぐための日焼け止めには、その効果を表すPAとSPFの2つの表記があります。まずPAは紫外線A波をブロックする成分。
「+」で表記されていて最大が「+++」(プラスが3つ)までです。またSPF紫外線B波をブロックする成分で、数字で表記され、SPF50が最高です。
紫外線A波もB波も最高にブロックするのが「SPF50・PA+++」です。この最高値の日焼け止めはレジャーの時などに向いているので、普段の生活ではSPF10~20、PA+~++程度が目安です。

ケアを怠るとシミやしわの原因に!

さてみなさん日焼け止めはもう当たり前に使っていらっしゃると思いますが、隅々まできちんとつけていますか?
特に抜けてしまいがちなのが、フェイスラインぎりぎりのところ。耳の前やコメカミの生え際側などです。
トリートメントをさせていただくときにお化粧を落としてみると、この部分にシミがある人が結構多いようです。

顔の反射区的には、この場所は「腎」のゾーン。老化によってシミができやすい場所でもあります。よく女優さんを老けて見せさせる時にこの場所にシミをわざと作ったりしますよね。

年齢によっても出やすい場所ではありますが、日焼け止めの塗り忘れやすい場所でもあります。是非日焼け止めを塗る時にはフェイスラインぎりぎりまで塗れているかを確認してみてくださいね。

もう一つ、日焼け止めを塗るタイミングですが、朝起きてお顔を洗ったら、お化粧まではしていなくても、日焼け止めだけは付けておくのがポイントです。ちょっとゴミを出しに外に行く、お洗濯を干すなどの、うっかり日焼けを防ぐことができます。

最後に「今日は日焼け止めだけでファンデーションは塗ってないからクレンジングなしに洗顔だけでいいわ」はNGです。

日焼け止めのなかには様々な効果成分が入っています。これをきちんと落とすにはクレンジングが必須になってきます。日焼け止めを付けたときには必ず、「クレンジング→洗顔」の流れでケアをしましょう。
お日様はお肌には悪さをしますが、身体や心にはいい働きもたくさんしてくれます。是非ダメージを受けたくない部分はしっかりガードして、日差しと仲良くしてくださいね。