SAM前世療法士が贈る「魂の記憶たち」PART.24~親子を超えた母との絆~

魂の声を聞くことに特化したカウンセリングを行っている癒しのマリアです。
親離れできず、結婚に気持ちが向かないと悩まれていたクライアント様。

「何故?お母さんとずっと一緒に居たい気持ちが強いのか」
この悩みに影響を与えていた前世人格の気持ちを癒したら、素敵な恋愛に恵まれて今まで以上に仲良く暮らせるようになったという素敵な事例をご紹介します。

恋愛に対して、奥手な理由とは?

クライアントSさんは、30代女性。
母親から「そろそろ良い人でもつくって、結婚しなさいよ」。そう言われることに強いストレスを感じていました。
「Sさんの、お母さんはどんな方ですか?」そう訪ねてみると、「自分の考えが全て正しいと思っている」「頑固な一面があるが、話し易い母である」そう教えてくれました。

Sさんのお話から、お母さんは不安症っぽく、強迫的なところがあると伺えました。家族の中で心的不安症や強迫観念を持っていると、親離れできないことの要因に繋がってくることもあります。
しかし、Sさんの場合、どちらかというと「互いに求め合っている関係である」。そして、お母様との結びつきは魂の輪廻転生に関係してくるのでは?と直感で感じました。

 

SAM前世療法で分かったこと

催眠療法を受けるのは初めてのSさん。
「少しドキドキします」始めは、そう話されていましたが箱庭を作り始めると徐々に心の世界へと、入っていかれました。SAM前世療では催眠暗示にどれだけ適応するのか?確認するテストを行いながら徐々に催眠を深めていきます。
前世人格の訴えを聞き出す手法として催眠下で潜在意識を指に宿らせます。指の動きを通じて前世人格の訴えを聞いていくのです。催眠状態とは、意識と無意識のちょうどいい環境であるといえます。ですので、意識が消えることはありません。意識がしっかりありますから勝手に指が動くことを、本人も認識できます。

 

■催眠で魂状態まで深め、Sさんに影響を与えている人格を呼ぶ■
・ あなたは前世の方ですか?
「はい」指がピクリと反応しました。

・ 女性ですか?男性ですか?
女性のときに指が「ピクリ」と反応する。

・ お年を聞かせてください。
「32歳」で指が反応する。

・ あなたはどこの国に生きましたか?日本ですか?海外ですが?
日本と問いかけた時に、指が「ピクリ」と反応する。

このようにして、指の反応を取りながら、当時の様子や、前世人格の家族構成を丁寧に聞いていきます。
前世人格の抱えていた悩みや苦悩が現在のSさんに影響を与えているかも知れませんし何か気がついて欲しい事があるのかも知れませんからじっくりと、聞ける範囲で丁寧にヒアリングしていきます。

 

■Sさんに影響を与えていた前世人格の訴え■
Sさんに影響を与えていた前世人格は日本に生き、32歳で生涯を終えた女性でありました。夫は海に関係する仕事をしており女のお子さんが1人居て幸せに暮らしていたそうです。
夫は漁師のようなことをされていました。あるとき、夫婦で海に出ていると急に海が荒れて船は沈没。2人とも、そこで生涯を終えることになったのでした。
「子供に会いたい」
「悲しくて、無念でならない」
前世人格は、計り知れない悲しみを抱えていました。
セッションを行いながら前世人格の無念な思いが、私にも伝わってきました。同時にSさんの目頭からも滝のように涙が流れていました。
「今生で、娘さんともう一度出会う計画をしていますか?」前世人格に問いかけると「はい」そう反応がありました。また、Sさんのお母様は「このときの子供である」そう人格は告げたのでした。

 

■セッション後のSさん■
初めてSAM前世療法を体験しましたが意識がハッキリしていたので本当に催眠に入っているのか?という感じでした。しかし身体は眠っている感じで指が動く時は吊れるような感覚がありました。
前世人格の方が海で亡くなったと話が出た時に何故だか分かりませんが、涙が出て来て不思議な感覚でした。
驚いたのですが、私は昔から海が苦手です。
前世の方が海で亡くなられていたから海に対して何か抵抗があったのかも知れませんね。
母とは、関係の距離(心の距離)が近いと感じていましたが自分の子供であったなんて。母には、振り回される感じが強くて友達や、お話を聞いてもらった方には「家を出ればいいじゃない」そう言われることが多かったのです。でも、何か、行動できないというか母とは一緒に居たい気持ちがどこか強くあったのです。
今回の前世療法で、「何故、母と離れられないのか」しっくり腑に落ちました。
何か胸の辺りがスッキリしましたよ。
そう笑顔で話されていました。

 

■Sさんのその後■
3ヶ月程して、Sさんからメールがきました。
そのメールには、「彼氏が出来た」そう書かれていました。
お母様とも仲良く暮らして行くつもりで、「結婚したら婿とり希望」と綴られていました。微笑ましい内容に、私は胸がグッと熱くなりました。