TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第31回 PART.4

TRINITY本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。
これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

今回のテーマは「スピリチュアルセックス」。
スピリチュアル的に「セックス」はどんな意味を持つのでしょうか?

セックスの上手・下手もスピリチュアル!?

セックスの上手・下手は、今生の体験が多いほどと思っているかもしれませんが、実は、とってもスピリチュアルと関係があるのです。

やたら激しくピストン運動をする男性は、あまり上手とは言えません。
むしろセックスの奥義を知らないでいます。きっとアダルトビデオで習って、早く射精をすればいいと短絡的に考えているのでしょう。

本来のセックスは、ヨガのようにじっと同じポーズをとって深い部分でつながっている感覚、エクスタシーを感じることなのです。
アフリカのある民族は、じっと合体したまま2時間もエクスタシーの状態を保つそうです。

セックスの奥義は、道(タオ)に通じています。
人生観、宇宙観にまでつながっているのです。
人生のしくみ、宇宙のしくみがわかると、深いスピリチュアルなエクスタシーを体験できます。
更に局部的なセックスではなく、エネルギーが合体し、意識が一つになる私服体験にまで発展して、究極は、セックスをしなくても多くの人々と宇宙とつながった幸福感にまで到達できるのです。
セックスはその感覚を知るための入り口なのです。

だから、好きでない人とセックスをすると、自分の世界、エネルギーがにごります。不協和音を奏でます。大好きな人とセックスできたときには、宇宙の深いところまで飛べるのです。
セックスのオーガズムのときに、私たちは、「行く、行く!」と思わず叫びます。「いったいどこへ行くのかしら?」と疑問に思っていましたが、「宇宙へ行く」の意味でした。自然に、無意識に、私たちは大切な深い心理を知っていたのです。

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。