TRINITY本誌連動『魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!』第12回 PART.4

TRINITY本誌で大人気連載中の越智啓子先生の「魂ドクター越智啓子の そのまんまでOK ありのまま生きるのが気持ちいい!」。

これまで40回以上連載し、越智先生からポジティブなエネルギーをいただいている読者の方がたくさんいらっしゃいます。本誌で読み逃した方にもぜひ読んで頂きたいと考え、これまでの連連載をTrinity WEBで改めてご紹介することに決定しました。

今回のテーマは「ホリスティック医学と西洋医学」。
今まで良いとされていた健康法は本当にOK?
西洋医学プラス、ホリスティック医学で、それぞれの体質に合った方法を見つけましょう。

ホリスティック医療が求められる時代

健康について、今まで私たちが信じてきたことが、単にマイナスの思い込みだったことが分かる時代になってきました。

今回は、特に骨と歯についての特集だそうですが、歯については体調と密接な関係があります。歯に詰めていたアマルガムは水銀で、それが溶け出して体調を著しく悪くするので、すぐに樹脂に入れ替えた方が良いです。私も埋め込んでいましたので、早速実行しました。

時代が変わって、西洋医学だけでは難しくなり、ホリスティック医学の出番になってきています。ヒーリングスクールにも、医療関係者が参加してくださるようになりました。
この間は沖縄の病院でスタッフの研修に呼ばれて、お話をしました。
香りやクリスタル、愛の言葉かけ、スキンシップ、笑いなどが、とてもエネルギー的に役立つことをお話ししました。

少しずつ、スクールを卒業した看護師さんが、病院で香りとスキンシップ・ハンドヒーリングを使い始めています。

笑い療法が入った“カニ踊り”も、楽しく意識が変えられるせいか、だんだんと広がってきています。笑うことで痛みや抗うつの気分が軽くなっていきます。
手術と薬だけでの医療では、そろそろ行き詰ってきているのです。

医師は自分が習った狭い知識だけに安住しないで、心を広げて民間療法やあらゆる治療法に目を向ける必要があると思います。

あちこちで、メンタルヘルスについての話をしてほしいという研修や講演の依頼が増えてきました。
緊張や力を抜いて、楽しく仕事や勉強をしていく時代に、ようやくなってきました。

緊張や力を入れることは、自律神経の交感神経が優位になって白血球の顆粒球が増え、組織を破壊していくのです。炎症や潰瘍ができてしまいます。

逆にリラックスすると、副交感神経が優位になりリンパ球が増えていきます。

(中略)

免疫力を高めるには、ゆっくり食事をとる、身体を温める、適度な運動がおすすめです。
もし私たちが、西洋医学で打つ手がないと宣言されても、あきらめずに別のホリスティックな方法に目を向けたら、きっといい情報が入ってきます。

体験主義の私は、それをまず自分で試して、良ければ人にも伝えるようにしています。
みなさん、良い情報があったらお互いに伝え合いましょう。
そして感じてみましょう。ピンと直感で気が進んだら、自分には合っているかもしれません。試してみましょう。

これからの時代、本当の主治医は自分です。
病院を選び、医師を選び、治療法を自分で選んでいくのです。

そして何よりも大切なのは、普段の生活で免疫力を高め、病気にならない生活習慣を身に付けて予防医学的アプローチを心掛けることです。
自分の身体は自分で大切に守っていきましょう!

~続く~

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越智啓子先生
精神科医。東京女子医大卒。東京大学病院で研修後、ロンドン大学付属モズレー病院に留学。帰国後、東京都児童相談センターなどに勤務。1995年「啓子メンタルクリニック」を開業。クリニックでは、過去世療法、アロマテラピー、クリスタルヒーリングなど自身の経験を活かした新しい療法を取り入れている。