ちょうど良い、はありえない?
ここまでの話しで、
①この世では、絶対に「ちょうど良い」は経験できない。
②それなのに、人間は「ちょうど良い」を目指して生きている。
という、なんとも不運な人間の物語をお伝えしました。
「ちょうど良い」の状態になると、それを見ることも、感じることも出来ない。
「ちょうど良い」は、観測出来ない領域【無(全て)】に成ってしまうから。
エネルギーがチラチラ見えると考えれば分かりやすいだろう。
エネルギーに高低差や圧力差などの、偏りが生じている場所(分野)は、チカチカと光り、あなたの目や耳に映り、あなたに観測される(=経験)。
でも、エネルギーに乱れが無い場所(分野)である、「ちょうど良い」は、チカチカしないので、あなたに観測される事がない。
この、エネルギー的な視点で、「この世」や、「あなたの日々の生活」をイメージしてみれば、色んな事が分かります。
まず、「とても辛かった事」だとか、「とても楽しかった事」なんかは、エネルギー的に、正負のベクトルの違いがあるだけで、どちらも、ただ激しくチカチカしていただけだとシれます。
「つらい」も「楽しい」も、ただのチカチカ光る発光現象!!
エネルギーの偏りがチカチカ光っていたから、あなたの目についただけ。
イメージの中だけでOKなので、実際にやってみましょうか。
どこまでも続く、真っ暗闇の宇宙に、あなたが立っている図をイメージする。
その暗闇に、どこか遠くで、チカチカ光っているモノがある。
そのチカチカに、なにかつらかった出来事を重ね視る。
「あぁ、エネルギー的な偏りが、チカチカと視えてるだけだ。」と。
「ちょうど良くない」から、エネルギーが反応して光って見えたんです。
「この世に在るモノは全て、ちょうど良くないモノ」の原理です。
さぁ、ココからが大事です。
あなたは、人間なので、それでも、「ちょうど良い」を目指すはずです。
そして、良く考えてみたら、今のあなたなら、その、「ちょうど良い」の場所をシってますよね?
3日間もその話しをしてるんだから!
ホラ、どこでしたっけ?
あなたの目指している、「ちょうど良い」がある場所って。
「ちょうど良くないモノ」だけが、この世ではミエル…。
「ちょうど良くないモノ」がチカチカと光っている星だとすると…。
!
そうです。
目には見えない部分こそ、「ちょうど良い」の在る場所!!
さぁ、イメージの中の宇宙に戻ります。目を閉じてごらん。ほとんどが、暗闇でしょ?宇宙って、ほとんどが、暗闇だよね?
目に見えるチカチカに光っている星よりも、その背後に広がる、広大な暗闇の面積がほとんどだよね?その暗闇は全て、「ちょうど良い」のある場所なんです。
あなたが、「ちょうど良い」と思っている分野だから、あなたには見えない場所。
エネルギーが乱れておらず、チカチカと光っていない場所、「ちょうど良い」。全てがある場所、「ちょうど良い」。
宇宙のほとんどが暗闇だという事は、あなたは、ほとんどの分野において、ちょうど良いに包まれているんです。
だから、「私は、ちょうど良い、に既にいる」とシることが大切です。
え?
あなたが、色んな分野で、「ちょうど良い」に居るという証拠を出せって?「例えば、私の、お金に関するちょうど良いは500億円だから…、」?
ホラ、いま、その特定の分野(お金)において、エネルギーが偏った。
お星さまが、キラキラと、光っちゃった。
そこで!
「ちょうど良くない」がこの世に見えた!星が生まれた瞬間!!っよ!マザーオブスター!!
だって、「ちょうど良くない」しか見えないこの世に、「ちょうど良い」を、見ようとしちゃったもんね?
無理無理無理無理!
【見えない部分】が、「ちょうど良い」だったのに、【見える部分】に、「ちょうど良い」を求めて、どうする?
もう一度言いますよ。
この世に見えるモノはすべて、「ちょうど良くない」から見えるんです。だから、「ちょうど良い」のある場所は、絶対に見えない場所でしょ?「ちょうど良い(別名:幸せ)」があるのは、見えない場所です。
聞こえない場所です。
感じられない場所です。
NASAの指令室の気温です。
あなたの、いま、いる、その場所が、「ちょうど良い」なんです。見えなかろうが、聞こえ無かろうが、感じられなかろうが、むしろ、それが証拠となって、そこに、「ちょうど良い」が在るんです。
あなたは、いま、どっぷりと、幸せに浸かっています。
あなたが、探して、探して、たまらない、「ちょうど良い」の状態が、あなたです。
(おわり)