無駄な物欲に惑わされないためのおススメカラー~大切なお金を守る「茶色の節約術」

色彩を使った節約術

不況です。景気がちょっぴり安定して来たとか、就職率が上がったとか言われていますが数字的には確かに間違っていないかもしれません。賢いあなたは既に気づいているかもしれませんが、それって増税して良い理由ではありません。今の日本をよく見渡して見ると、貧富の差が激しくなってきているんですよね。

たとえば景気が良くなったと言っても、正規雇用の人たちは相変わらず少なく、フリーターなどの不定期雇用の人たちは増えているのです。つまり、仕事なんて選ばなければいくらでもある。人間は働く事こそが美学なんだよ、的な思想を簡単に信じすぎてしまうと、極貧生活から抜け出せないなんてこともあるわけです。もちろんこの世の中はお金が無ければ生きて行けません。だから仕事はもちろんあった方が良いのですが、「私は雇われているから安心」という集団所属の欲求さえ満たせれば満足かと言うと、決してそんな事は無いのです。そんなのは幻想にすぎないのです。一部の人のそれっぽい情報操作で私たちの大切なお金を奪われていくだけの生活なんて、考えたくもありません。

……と冒頭から暗い話になってしまいましたが、ここで知りたいのは「節約術」ですね。もちろん、節約しているだけでは景気は回復しないのですけれど、身を守る術もぜひ押さえておきたいところです。
そんなわけで、色彩心理を使った節約方法を伝授します!

もしかすると「色でお金がどうこうって関係あるの?」と思われるかもしれませんが、気づいていないだけで私たちの周りには色でお金を動かしている人たちがたくさんいるんですよ。購買意欲を高めるためには何色を使うと良いか……という研究をしている人もあまり知られていないだけでたくさんいるのです。会社はお金をたくさん儲けたいですものね。

私も色彩のプロとしてその防衛策をお話します。節約するにはズバリ茶色です。
茶色には「大人びた」、「落ち着いた」、「安定した」……など、成熟して落ち着いたイメージがあります。

つまり、そんなブラウンカラーを自分自身に取り入れることで、感情が乱れること無く、誘惑に負けることなく、落ち着いて生活出来るように心理効果が作用しますので、必然的に無駄遣いが減って来るのです。

茶のイメージ
成熟した落ち着いた品格のある大人。無駄遣いせず、それでいてケチではなく紳士的なイメージ。

余談ですが、節約とケチは違います。ケチは必要なモノさえケチります。節約を心掛ける際に注意して欲しい事はケチにならないことです。茶には安定を求めるイメージも確かにあるのですが、それは裏を返せば変化に対する不安の表れとも言えます。頑固な老人のイメージになってしまうと、ちょっぴり厄介です。だから、あなたの持ち前のイメージ力で茶のイメージのプラスの側面を強く意識して見て下さい。

もちろん、一瞬で効果が現れるわけではありませんが、茶色のお財布やバッグ等、身近に茶色の物を取り入れる事によって、茶色はあなたの潜在意識に心理的効果を与えてくれるのです。

秋と言う季節なら、必然的に茶色も増えて来ると思うのでそれほど難しく考えなくても茶色は至る所に出てくるかもしれませんね。
茶色を取り入れて、節約しながらも大人びた秋を楽しんで下さいね。