聖者サイマーインタビューPART.3「日本という国は女神のエネルギーでつくられています」

今、日本は人との結びつきが強くなり
自分自身に責任を持つようになりました

―2011年の震災の体験は何だったと思われますか。また世界にとっての日本の役目は何でしょうか。

サイマー:
津波は世界へ多くのメッセージを与えたと思います。被災後、他国からのサポートもたくさんありましたが、目に見えない形でのサポートがありました。日本という国の創造主は、女性のエネルギーで形成されており、今、目覚める時がきているのです。神秘的なエネルギーであり、また親愛なるエネルギー。自分をしっかりと持って生きる時が来たのです。

日本は女神のエネルギーでつくられているのですが、これまでの長い間、経済状況などの理由でそれが歪んでしまっています。今このような時代になって、人とのつながり、結びつきが強くなり、それぞれが自分自身の責任を強く持つようになりました。そして、この大きなシフト、変動期を一緒になって動いているのです。そうすることで忠実性が目覚め、次第に根本にある日本の女神の波動が甦る時がきたのです。

被災しても、冷静さを持ち続けた日本人は
世界に大きなエネルギーを与えました

サイマー:
津波に対する日本人の気質は大きな衝撃を与えました。あのような大変な地震による被害、放射能の問題にも日本人はとても冷静に対峙していました。それは他国ではあり得ないことです。

瞑想に熱心なインド人でさえ、7年前の地震の津波の時には大パニックになりました。冷静さを持ち続けた日本人の姿は、世界に大きなエネルギーを与えたのです。これほど、エネルギーをもった国はほかにはありません。これから日本は中国やチベットなどとつながりを深めて行く時代が来るでしょう。それは今の制限されたマインドでは分からないかもしれませんが、もっと広大なところで意識を見ると、そこまできている大きなエネルギーによって、これからもっと「ワンネス」が広がっていくのが分かるでしょう。

日本人の心、独特のホスピタリティ、尊重し合う気質、酵素を摂る、生の新鮮な食物を食べるという食生活など、たくさんの素晴らしいことがエネルギーとして放たれていくでしょう。とても素晴らしいことだと思っています。

続く

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<Profile>

聖者サイマー
21才の時に、生まれ育ったモーリシャス島からフランスに移住し 、その後、科学者のご主人と結婚。2人の子どもを育てながら、生まれ持ったヒーリングの能力と西洋医学を一緒に取り入れながらセラピストとして活躍。さらにボルドー市の市議会議員として、フランス政府の代表者としてヨーロッパ共同体の健康保険制度改革に努めました。その時期に、サイマーはサティア・サイババと出会い、彼の帰依者 として人道的活動を積極的にサポート。修行を続けるなかで、人類全体の意識の向上のために一生を捧げる事を決断しました。現在、サイマーの教育と人道的活動を支援するために、数多くの センターやコミュニティが形成され、非営利団体であるHumanity in Unityは、サイマーの教育的、人道的活動を広める役割を担っています。

サイマージャパン http://sai-maa.com/jp