必要以上の水分の摂り過ぎに注意!~「夏むくみ解消法 かっさ&薬膳」

汗をかいていないのに水分を摂り過ぎるとムクむ!?

今年はスコンと梅雨があけて、すっきりと夏がやってきましたね。

さて、今回は「夏むくみ解消法」についてです。本来暑くて汗をかくので、むくみなんか無縁のような夏ですが、意外にも「夏むくみ」の人を多く見かけます。

原因はズバリ「水分の摂りすぎ」と「汗をかかな過ぎること」。必要以上に水分を摂りすぎて身体のなかに余分な水分が停滞すると、「冷える・身体が重い・身体がだるい・頭が痛い・関節が痛い・めまいがする……」などなど、様々な不調を引き起こします。特に水が停滞して起こる症状は「重い」というのが特徴です。「頭が重い、身体が重い、どこかが重痛い」など。

この水が停滞して動けなくなっている状態を東洋医学では「水滞(すいたい)」と言います。暑い夏、外に出ると暑くて、「水分を摂る→水分を発散しないまま冷房の効いた部屋に入る→身体の水分が冷える→循環が悪くなる→むくむ」と悪循環に陥ってしまいます。

夏むくみの解消法としては

1 必要以上に水分を摂りすぎない
2 1日に1回は適度に汗をかく
3 水分を摂るときに糖質の入ったものはやめる
4 利尿効果のある夏野菜を積極的に摂る

などがおススメです。
3の「水分に糖質が入ったものはやめる」というのは、糖質1gに対して水3~4g溜め込んでしまうので、砂糖のはいったものやスポーツドリンク、甘い缶コーヒーなどはむくみの原因となることがあります。また100%果汁の果物ジュースも果糖がたっぷり含まれていますので摂りすぎには注意しましょう。

4の「利尿効果のある夏野菜を摂る」はキュウリ、トマト、ナス、トウモロコシ、冬瓜など夏の野菜は利尿効果の高いものが多くあります。ただし、「冷える」食材が多いので、むくんで冷えている人は生姜やニンニクとあわせて冷え過ぎないように注意しましょう。
東洋医学的に水滞は「脾(ひ)」や「腎(じん)」の機能が低下して起こります。脾や腎の経絡をかっさで刺激してあげることもプラスして、夏むくみを解消してみてくださいね。

かっさプレートの耳の部分を使います

脾と腎のラインをかっさプレートの耳の部分を使って下から上に、3cmを3回こすったら次の3cmを3回というように、少しずつこすりあげて行きます。各経絡3回位繰り返します。必ずクリームやオイルをたっぷりつけて行いましょう。

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