心・体・霊にフォーカスするスピリチュアルカウンセラー・加勢康晃氏~霊能力を与えられた意味とは?PART.1

これまでTrinityvol.17、 vol.25、vol.40でも監修して頂いたことがあるスピリチュアルカウンセラーの加勢康晃さん。優れた能力と素晴らしいお人柄を備えていらっしゃる、Trinity編集部でも自信を持って読者の皆様にご紹介させて頂きたい能力者です。その加勢さんのTrinity WEBでの連載がスタートします!

加勢さんは、これまで20年以上のスピリチュアルカウンセリングの経験を持ち、その実施数は2万件をはるかに凌いでいます。加勢さんが多くのクライアントから信頼されている一つの理由が、心・体・霊にフォーカスしながらも、アドバイスは現実的かつ実践可能な内容でクライアントを確実により良い方向に導いてくださるということ。クライアントの守護霊やカルマからの情報を分かりやすく読み解き、問題とその解決方法を明快に指示します。

その能力は、Trinity編集部でも既に実感済みです。以前、打ち合わせの際に編集長の現在の状況や編集部内でしか話していなかった今後の進展に関して、加勢さんがかなりピンポイントで言及しアドバイスを頂戴したことがありました。そこで加勢さんからスラスラと出てきたキーワードの合致にも、一同びっくり!

優れた能力者であり、お人柄は温厚でありながらエネルギッシュ、そして私たちには見えない部分を、現実的な言葉で噛み砕きながら、実践可能な方法で導いて下さる加勢さんの能力やお人柄を、まずはご紹介させて頂きます!

子供の頃から霊能力があった加勢さんがどのような形でその力に向き合ってきたのか、そしてカウンセラーになったきっかけとは?

「自分は他の人とは違うのだ」という意識の芽生え

-加勢さんは、幼少の頃から霊能力があったのでしょうか?

幼少期から、不思議なモノを見たり聞いたりすることは良くありました。子供の頃の霊体験の方が、むしろ「見えないものを見る機会」は多かったかもしれません。宮崎駿さんの映画「天空の城ラピュタ」ではありませんが、大きな雲の上にそびえ立つギリシャ神話の神殿を見かけて追いかけたことや、袋小路に消えてしまった見知らぬ男の子を探したこと、子供が集まり缶けりなどをすると、いつも私が数えた人数が合わないことなど、摩訶不思議なことが多々ありました。

―その頃は、自分が他の人には見えないものが見えているという感覚がありましたか?

そうですね。いま思えば、見えないものを見る能力は幼少期の頃の方が強かったのかもしれません。その頃は無邪気に遊ぶ気持ちの方が勝っており、様々な事象についてはあまり気に留めていませんでしたけど(笑)。

―それに対しての、ご両親や周りの反応はどのようなものでしたか?

自分ではあまり気に留めていませんでしたが、今でもひとつだけ思いで深いことがあります。小学校の高学年に上がる頃に、親から「臨床心理テスト(砂場の絵・箱庭療法などを用いて心理テストを行う場所)」に連れて行かれました。その時は「学校を休んで美味しいものが食べられるから」という親の策略にまんまとはまり(笑)、喜んでついていきました。しかし、中学生の頃に友人とテレビを見ていて、ドラマのワンシーンに出てきた箱庭療法を見て「あっ!俺これやったことがある」と言った時に、周りの友人が怪訝な顔をしたことで、それが一体どういう意味を持つものだったのかにようやく気づきました。

いま思うと、「そうか、周囲から見れば、私は変わっていたのだ!」という実感は、この時に初めて理解したのだと思います。

―それ以降、加勢さんのなかで霊能力に対する意識の変化はありましたか?

はい。その頃は自我が芽生え始める思春期だったこともあり、霊体という異なるものを拒む気持ちが自分のなかで高まりつつあったかと思います。そんな心変わりの頃に、初めての霊障が起きました。それは、「伸ばした足が硬直して動かなくなる」という現象でした。もちろん、病院へ検査を受けに行きましたが、不思議なことに病院へ着くと足が自由になるのです。検査の異常も、もちろん見られませんでした。

その様子を見て親と学校は、私が陰湿ないじめの被害者になっているとのではと考えていた様子でした。当時の自分には、そのような気持ちは決してなかったと思います。この状況は数ヶ月ほど続きましたが、気づけばいつの間にか終息した問題となりました。

―思春期の頃は、霊能力は加勢さんにとって大きな悩みとなったのですね。でも、今はこうして能力を活かした仕事をされていらっしゃる。加勢さんの人生を振り返り、今に至るターニングポイントになったきっかけはありますか?

それは中学三年生の時、霊と共存する人生の中で運命を分ける出来事が起こりました。学校の廊下の窓ガラスに頭から突っ込み、首の動脈まで3ミリというところまでガラスが刺さる大怪我を負い、生死の境をさまよいました。これは修学旅行の際に生じた、とある霊障が原因だったとまでお伝えしておきます。当時の記憶では、6時間にも及ぶ大手術だったと思います。しかし、この事件が私の霊能力の明らかな目覚めに繋がる大きなきっかけとなりました。

-それはきっと、ご自分のなかで霊能力を受け入れ、共存していく覚悟のようなものが誕生したということですね。

たぶん、そういうことなのでしょうね! 身を守ろうとする防衛本能が、なにか特殊なチカラを目覚めさせたのかもしれません。その当時は、運だけが味方をしてくれて助かったという自覚が残っています。その大怪我も運よく一命を取りとめて、傷を負った事に対して徐々に自らを省みるようになりました。その現象に対して「なぜそれは起きたのか?」という疑問を重ねていく内に、霊現象の前ぶれや対抗策などが鮮明にイメージできるようになってきたのです。

大怪我の理由が霊障であれば、また助けてくれた現象も守護霊の関わりかと思います。私の場合は、運を授けてくれた霊体への感謝と共に、その存在を受入れて肯定していくことを選択しました。子供の頃は「見えているものは見えている」と主張するだけの私でしたが、思春期を迎え「周囲とはどこか異なっている」という戸惑いから、霊に対しての反発心が生まれました。しかし、大怪我をきっかけに「ただ否定するよりもまずは肯定し、その事由を問う姿勢を保つこと」が勝り始めたのです。いまもそれは、日々のカウンセリングの中で「大丈夫!」と声をかけ続けている私の強い動機の裏付けとなっています。

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次回は、加勢さんがいかにご自分の能力に向き合い、スピリチュアルカウンセラーになったのか、そのストーリーをご紹介します。
また、間もなく加勢さんのTrinity WEBでの連載も開始します。お楽しみに!
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