有名人で見る西洋占星術~星は人生のトリセツ~

ホロスコープは、人生の取扱説明書

みなさま、はじめまして。西洋占星術とタロットで鑑定をしておりますキャロラインと申します。

これから、星(西洋占星術)を上手に使って生きていく方法をお話しさせて頂きます。 ホロスコープ、という言葉を聞いたことがありませんか? 西洋占星術で本格的に占う場合に必ず作るのが、このホロスコープと呼ばれるあなたの生まれた時の天空を表した出生図です。生年月日、出生時間、出生地から割り出したホロスコープはあなたの取り扱い説明書、いわば、人生のトリセツなのです。このトリセツには、あなたの情報がいっぱい詰まっています。

もちろん、西洋占星術といえば、星の動きで今後の状況を占ったり、相性を占ったり、というのがスタンダードな利用法ですね。でも、星占いで運勢の良し悪しだけを見るのは勿体ないと思いませんか? 折角なら、あなたがどういったものを持って生まれてきたのかを知って、それを上手に利用してみましょう。自分の星を知れば、もっと上手に生きることが出来るのです。

「でも、西洋占星術は難しそう……」。そう思われるかもしれませんね。そこで、今話題の人達のホロスコープを見ながら、人生の取扱説明書を読み解いてみましょう。

ここでは、出生時間まで公表されている有名人の方が少ないため、「アスペクト」を中心に見ていきます。早速出てきました難しそうな専門用語ですが、この「アスペクト」とは、西洋占星術で使う星(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)がどういう角度を組んでいるかを表します。

いくつかの主要な角度と、サブ的な角度、そして、どの星ともアスペクトをとらない「ノーアスペクト」の星、また、複数の星で構成する「複合アスペクト」は非常に強い影響力を持っています。この「アスペクト」は、その方の方向性やどう動くかということを非常によく表しているのです。

例えば、座る位置によって、どうも落ち着かなかったり、反対に圧迫感が無く話しがしやすかったり、といったことはありませんか?同じように、ホロスコープ上の星も、協調する角度や、ぶつかってしまう角度、対立する角度などがあるのです。

アスペクトはその人の行動の癖や対人関係に影響する

星の組み合わせと角度(アスペクト)は、その人の行動のクセをとして現れ、特に人と人との関わりあい、対人関係や行動に影響を与えます。人間関係が上手く行かないという方のホロスコープには、その理由が現れています。ただの「占い」でしたら、「あなたは○○ですね。」「当たってる!」でお終いでしたが、そのような、ただ当てるだけでは勿体ない。

生まれ持った行動や思考のクセをコントロールすることが出来れば、対人スキルはグッとアップします。恋愛や結婚といった事だけではなく、一生ついてまわる対人関係スキルは、星が教えてくれるあなたの本質を知ることによってレベルアップします。

さあ、星の扉を開けてみましょう! あなたの幸せはあなたが開くのです。

最後に今回、出てきた西洋占星術についてまとめてみましょう。

◆アスペクト
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10個の星のうち2つが一定の角度をもつこと。
◆各アスペクト
・ソフトアスペクト=良い状況として表れやすいもの
・セクスタイル=60度 発展、協調
・トライン=120度 調和 安定 幸運

次回は、今話題の復活をとげた歌姫「華原朋美」さんでケーススタディしてみましょう!

PART.2へ続く

「有名人で見る西洋占星術」シリーズ