石と人との間にできる絆
今日は前回の続きから。
さて帰宅して夕食も済み、リラックスタイムです。ハインリヒはマスターに提案をしてみることにしました。
“マスター、一つ提案なんだけど仕事に強い奴を連れてこない?”
“そうね、いいわね……ルチルクォーツがいいっていうけどどうなのかしら”
ちらとハインリヒが見ると初心者向けのパワーストーン本を買ったようでぱらぱら見ています。なるほど、と納得しハインリヒは言を続けました。
“ルチルはいいね。金と銀と……プラチナとか色々なルチルがいるから、明日仕事かえりにでもお店をのぞいて見ようか”
“わーい、楽しみ!あ、そうそう……私ね、ハインリヒが一番好きよ!”
思わぬ言葉に嬉しくなるハインリヒ。
“有難う、マスター。大事にしてくれてるし、それに……ああ、今、君のハートからエネルギーが僕に届いているよ。すごく暖かいね”
“こういうのも交流なんだってモリオンがいってたね”
体に流れているエネルギーは目には見えませんが、こうして石と人間の間にも絆ができれば出来るほどエネルギーの交流があるのです。
「ふう、明日は早番だから早く寝ようかな」
んーっとのびをする石初心者さん。それをみてハインリヒが微笑しました。マスターの疲れが取れるように水晶クラスターに依頼をしました。
“疲れが取れるようにエネルギーおくるよ、ハインリヒ”
“よろしくお願いします”
そして……
“支度できたら僕も隣で寝るよ”
“分かったわ”
今日は二人はどんな夢をみるのか楽しみですね。
次回は石と石の会話に焦点をあてつつ、新キャラが登場しますのでお楽しみに!
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