「蒼月紫野の石と幸せに暮らすHappyLife」パワーストーン生活をステップアップ!PART.18

それぞれの石が持つ得意分野を知る

今日は仕事が忙しい日。ハインリヒをいつものようにポケットにいれて石初心者さんは働いています。これからもこの調子ならば、仕事に強い石を連れてこないとダメだなぁとハインリヒは考えていました。石にはそれぞれの得意分野があり、それぞれの得意分野を活かして仕事をしています。分担することでそれぞれの石の疲労が軽減するので効率がよいのです。またその道の専門家の石は自分の得意分野について深い知識を蓄えていますので、他の石にとっては勉強におなります。こうして石グループ全体でマスターと良い関係を築くことをどの石も願っているのです。

ハインリヒはもっと精神的な面が得意なので、仕事……というのは本来の分野ではありません。サポートとして、疲れていそうなときはお茶を飲むように言って、休憩させたりしていますが、自分のアドバイスについて物足りなさを少し感じてしまい専門家を連れてくることにしたのです。でも優しいマスターに特別に扱われている気もするので嬉しい反面、仲間が増えるたびにマスターと自分の絆が薄くなるかもしれないという事を考えていました。本当はそんなことはありえません。一度築いた絆はずっと続くものです。石の存在を人間が忘れさえしなければ絆は消えませんし弱くもなりません。

石は浄化してあげると元気になる

こんな事を考えているということは、あまり自分の状態が良くないのかもと思ったハインリヒは一つマスターにお願い事をすることにしました。“マスター、あとで僕を流水でさっと流してくれる?”“いいわ、分かった”。マスターはすぐ行動してくれました。給湯室でハインリヒを水で洗いしっかりと拭いて自分のポケットにまたしまってくれたのです。“マスター有難う”“無理しないでね、ハインリヒ”石が必要としているときに、必要なサポートをするのも持ち主の役目です。石は不思議な能力をそなえていますが物理的に手足がありません。一人では歩くこともできませんし向きを変えることもできません。自分でお風呂にも入れませんから、持ち主が気を使ってあげたい部分ですね。

こういう石への気配りやサポートの部分を深く知りたい方は拙著「12の石の精霊たち ~パワーストーンとの暮らし方~」をご覧いただければ幸いです。

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