「一人ひとりに合った食べ物を!~本当の健康を手に入れるためのフィットフードとは?PART.1

「フットフードってなんですか?」

最近雑誌でも紹介されるようになり「フィットフードってなんですか?」とよく聞かれるようになりました。
フィットフードとは「一人ひとりに合った食べ物を摂ることが、本当の意味でのダイエット、そして健康につながる」というコンセプトに基づいた島田流のオリジナル食メソッドです。

今までのダイエット法や食事療法は「みんなこの食べ方をすれば痩せられます」「この食べ方をすれば健康になれます」と画一的なものばかりでした。

でも人はそれぞれ体質や好みも違う。ギャル曽根ちゃんのように食べまくっても全然太らない人もいるわけです。因みに東洋医学的にみるとギャル曽根ちゃんは食べ物を消化して栄養を作り出す「脾」という臓の機能が弱いタイプ。
食べても太らないので一見羨ましい感じがしますが食べ物から栄養を抽出したり、飢餓に備えて蓄えておくことができない「不経済な身体」です。

ギャル曽根ちゃんに憧れて、あんなに食べても太らないなんていいな って思っている人は多いかもしれませんが、みんながギャル曽根ちゃんだったらエンゲル係数が家計を圧迫してしまいます。

という訳で消化の力1つとっても千差万別。
更に「冷え症」「暑がり」「筋肉質」「水ハケの悪い身体」などなど、本当に体質は様々で、身長〇〇cm、体脂肪・BMIは〇〇だからこの栄養素をこれだけ摂ればいい と画一的にはいえないのが本当だと思います。

あなたの身体に本当に合った食事

また例えばダイエットをしようと思っても、ダイエットの邪魔をしている「好きでよく食べるもの」「どうしてもやめられないもの」も人それぞれ。

かくいう私も「玄米は身体にいいから」という理由で玄米食を続けていましたが、私の消化の力では胃がヒートアップし、逆流性食道炎がどんどん悪化してしまった経験があります。良く噛めばいい と思われるかもしれませんが、脳外科の医師がびっくりするくらい咬筋は発達しているので、きちんと噛んでいてのことです。

そんな経験もあり、「一人一人に合わせた食事法が必要」と痛感したとともに、「でもやっぱり早く効果を出したい!」とのみなさんの思いに答えるべく、フィットフードの第1STEPでは「浄:とりのぞく」では「糖質オフで身体のいらない脂肪や水分を取り除く」ことからスタートし、「食べ方で身体が変わる」ことを実感していただきます。

またどうしても糖質が多い食事をしていると血糖値のアップダウンに食欲や気持ちも左右されてしまって、本来の「その人がするべき食事」が正しく摂りにくくなってしまうことからまず今までより糖質を少なくして、血糖値を安定させる食事に慣れていただきます。
こうすることで、今まで甘いものが毎日欲しくなっていたり、ラーメンにチャーハンじゃないと物足りない という食事だった人が、そんなに糖質を摂らなくてもいられるようになっていきます。

その生活に慣れるまでに2週間程度。
因みに糖質の多い食べ物は、スイーツはもちろん、ごはんやパスタ、パンなどの炭水化物、根菜類、フルーツやドライフルーツなどです。またお酒も醸造酒は糖質が多いですが蒸留酒は糖質が少な目です。
血糖値が安定して、身体からいらない物がなくなったら次は「薬膳や発酵を使って身体を整える」step2「調:ととのえる」に進みます。

さて、次回は「糖質について」糖質って何?どうして糖質を少なくしなくてはいけないのかを書いてみようと思います。