軍場大輝のメディカルアロマレッスン レシピ4 「インフルエンザ対策と使用上の注意」

インフルエンザワクチン。

昔は集団接種だったのに、今は任意接種。
接種するかしないか?色々な情報が飛び交い迷うところですよねぇ。

でも、インフルエンザワクチンを接種する人も接種しない人も感染するリスクがある事だけは確かです!

どちらを選択しても、免疫力をUPするメディカルアロマはおすすめです!
ワクチン接種した人はワクチンのウィルスに負けないような免疫力を、ワクチンを接種していない人は万全の態勢でインフルエンザを迎え撃ちましょう。

「インフルエンザ対策レシピ」

  • ラヴィンツァラ 20滴
  • ユーカリ・ラディアタ 10滴
  • ティートゥリー 10滴
  • キャリアオイル 8ml

ウィルスを退治し、のどの炎症を鎮めるブレンドです。
抗ウィルス作用、免疫刺激作用、免疫調整作用、殺菌作用、強壮作用などで
インフルエンザだけでなく、普通の風邪の予防や初期症状の改善に効果的です。

1日3~4回、3~4滴を胸やのど、背中に塗布します。

では精油の勉強です。手持ちの精油の主要成分の比率、残留農薬、酸化防止剤の有無も確認してくださいね

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ラヴィンツァラ Cinnamomum camphora 】
科名:クスノキ科 抽出部位:葉付き小枝
主要成分 1,8シネオール45~65%、ザビネン10~15%、α-テルピネオール 5~10%

酸化物類の1,8シネオールを多く含み、粘液溶解作用、抗ウィルス作用、抗カタル作用、免疫調整作用があり、モノテルペンアルコール類のα-テルピネオールは抗菌作用、抗ウィルス作用、免疫調整作用、神経強壮作用があります。

【ユーカリ・ラディアタ Eucalyptus radiata 】
科名:フトモモ科 抽出部位:葉
主要成分 1,8シネオール 60~75% α-テルピネオール5~10% リモネン ~10%

1,8シネオールは70%いれば以上精油に含まれていれば日本薬局方上医薬品原料となる。
気管支粘膜を活性化させ、炎症を抑えて痰や粘液を減少させる。免疫グロブリンの作用を増強させ免疫機能を高める働きもある。
ユーカリの中では一番刺激が少なく、乳幼児や高齢者にも安心して使用できる精油です。

【ティートゥリー Melaleuca alternifolia 】
科名:フトモモ科 抽出部位:葉
主要成分 γ-テルピネン 15~25% α-テルピネン 5~15% テルピネン-4-ol 35~45%

テルピネン-4-olを35~45%含んでいるので、抗菌作用、抗ウィルス作用、免疫調整作用の強い精油です。免疫グロブリンA,Mを増加させることで免疫力を向上させる作用があり、エイズなどの免疫不全症に効果が期待できるとも言われている精油です。インフルエンザぐらいお茶の子さいさいな精油かもしれませんネ

このレシピはインフルエンザだけでなく、中耳炎、鼻炎・副鼻腔炎にもおすすめで子を持つママには手放せない定番レシピになると思います。

使用上の注意をしっかり守って安全なメディカルアロマを活用してください(^O^)

【使用上の注意事項】
アレルギーは何によって起こるかわかりません。使用する前に肘の内側などに1滴を塗布して20~30分以上経過してもアレルギー反応が起こらないことを確認してから、使用方法・塗布量を守って正しくお使い下さい。特に何かのアレルギーをお持ちの方は、必ず肘の内側でパッチテストを行い、発疹や炎症などが起きていないかを確かめてからお使いください。多量に使用したからといって、効果が高くなるわけではありません。
万が一以上が置きた場合はただちに使用を止め、皮膚科の専門医に診断してもらう事をお薦めします。