心が楽になる幸せ体質の作り方 PART.5~あなたが神様からもらった宝物はどこにある?

誰もが幸せになりたいと考えていると思います。
幸せになるために恋人が必要ですか?それともお金が必要ですか?きっと幸せの形は人それぞれ違うのでしょう。ここで大事なのは、自分の幸せがどんな形をしているのかをしっかりイメージすることです。自分の外側の世界に幸せを求めるのではなく、自分の内側にある宝物をどうやって輝かせるのかを考えて行動を起こすことです。
外側の世界には既に輝いている魅力的な宝物がたくさんあり目を奪われるかも知れませんが、その宝物を手にした自分をイメージしたときに、違和感なく笑っていられる自分をイメージできるでしょうか?

禅語に「明珠在掌(みょうじゅたなごころにあり)」という言葉があります。
“どんな人でも生まれたときから神様から宝物をもらって既に手のひらの中に持っていますよ”という意味です。でも、そのことに気付かず外の世界へと幸せを求めて探し回ります。そんなときは決まって頭であれこれ考えています。エネルギー(気)の流れも頭の方へと偏りますので結果的にチャクラバランスが崩れ、骨格の歪みにも繋がります。

生きる喜びを感じるのは第2チャクラが大きく関わっています。
この辺りには東洋医学でいうところの「臍下丹田(せいかたんでん)」があり、どちらも“腎臓”に深く関連しています。東洋医学では腎臓は“恐れ”によって不調を起こすと言われており、実際の臓器の働きと同じように不要なものを濾過して排泄する場所です。

決心をするという意味で“腹を決める”という言葉が使われますが、このときの“腹”とは臍下丹田のことを表しています。新しいことにチャレンジするときには恐れや不安を感じることが多いと思いますが、腹を決めて恐れや不安に立ち向かうと大抵のものは乗り越えることが出来ます。
例え、そのチャレンジに失敗したとしても腹を決めて取り組んだものからは必ず得るものがありますので、失敗を失敗と思わず学びとして受け取ることが出来ます。臍下丹田に力を入れて行動することこそが神様からもらった宝物を見つけて喜びを感じるために大切なことなんでしょうね。

では、実際に第2チャクラや臍下丹田を強めるための方法をいくつかご紹介しますね。第2チャクラと臍下丹田の両方に関連の深い腎臓の働きを助ける食品として、東洋医学的には黒い食品が良いとされており、クルミ・黒ごま・黒豆・黒きくらげ・ひじき・山芋・なめこ・オクラ・そら豆・古代米などがそれに当たります。東洋医学では体をつくるのは食事と呼吸が重要であると考えられていますので、その内容を考えるのは大事ですね。

あと、すごく簡単な方法としては下腹に力を入れておく習慣をつけることです。
いろいろと考えて頭の方にエネルギーが偏ってしまった場合でも、下腹に力を入れて深呼吸をするとエネルギーが下に降りてきて、どっしりと安定した感覚を得られるでしょう。その状態で今あなたが出来ることをひとつひとつ丁寧に終わらせていけば自分の周りにある幸せに気付くことが出来ます。

一歩一歩着実に歩むことで目の前にある幸せに気付くことが出来ます。あなたが神様からもらった宝物はどんな輝きを放っているのか楽しみですね。

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