秋にぴったり!肌の乾燥と風邪予防に肺経のかっさ

島田流かっさマッサージ Part 7

急に涼しくなってきて、お肌の乾燥が気になる方が増えてきたのではないでしょうか?
「島田流かっさフェイスマッサージ」を続けることで、小顔になったり、リフトアップしたりする形状を変える効果の他に「肌が乾燥しなくなる」といういいところがあります。
これはかっさマッサージを継続してくださっている方からも多くいただくコメントです。

私がエステティシャンになった20年以上前から比べると、明らかに日本人の肌は乾燥方向に寄ってきています。昔のエステティックといえば機器によるディープクレンジングが主流でした。「取り除く」ことで劇的に綺麗になっていくお肌のタイプの方がまだまだたくさんいらっしゃいました。
しかし、20年の時をへて、環境や食べ物の影響からか、確実に乾燥肌が増えています。

もともと日本人の肌はキメが細かく、乾燥しやすい肌タイプ。
そこに通年空調のなかで汗をかかない生活などが乾燥肌を増やしているのでは……。そう思っています。

東洋医学的には「肺」が肌の潤いと深く関係しています。
「肺」は「腠理(そうり)」という、いわゆる汗腺や皮脂腺を開け閉めする役割をしています。東洋医学ではこの機能が低下することが=肌の乾燥を引き起こすと考えます。
また「肺」は秋に病みやすい臓ですので、この時期風邪の予防にも「肺」の経絡をかっさすることはとても大切です。以下でそのかっさマッサージの方法をご紹介します。

「肺経」……腕の手のひら側の肘から先を3等分した親指側。
しっかりクリームをつけてから、かっさプレートの耳の部分で、5cmを3回こすったら、次の5cmを3回というように、指先の方にむかって少しずつ擦っていきます。

肌の乾燥と風邪予防のために、秋のお手入れに是非「肺経」のかっさも取り入れてみてくださいね。