私が東京で、アリス・ベイリーの『秘教治療』をテキストに行っております「エソテリック・ヒーリング連続講座」には、史上最高にして究極の理論~方法であるエソテリック・ヒーリングの内容を解説するほかに、2つの大きな目的があります。
その1つは、スピリチュアルな領域の正しい基礎知識をお伝えすること。
もう1つは、難解なテキストをどう読みこなしていくか、その勉強方法をお伝えすること。
後者に関しては、私は独自に「ホリスティック・リーディング」という理論~方法を開発していて、これはどんな分野にも応用できます。
何かに興味をもち、その分野の実力をつけ、上達していきたい、というときに、どんな分野でも鍵になる難解な本があって、それを征服した数少ない人が、その分野のリーダーになっている、というケースは良くあります。
逆に、それが征服できないために一流になれない、トップに立てず、高い受講料を払って講習を受けている人たちが、その何十・何百倍といるわけです。
そういう人たちでも、正しく効率のいい勉強の仕方をすれば、その状況から抜け出せます。「エソテリック・ヒーリング」をテーマにしながらも、そのための方法をお伝えしているつもりです。
何年か経ったときに、ヒーリングだけでなく、あらゆる分野に力を発揮できる高い能力をもった人たち・グループを育てられれば、と思っています。
このことに関しても語りたいことはたくさんあるのですが、それはまたの機会にして、今回の残りでは、前者について、そのさわりをご紹介しておきます。
この連続講座は全12回シリーズで、
① エーテル体 ②アストラル体 ③ メンタル体 ④ チャクラ ⑤ パーソナリティー ⑥ 魂の進化~イニシエーション ⑦ 魂およびその使用するメカニズム ⑧カルマ ⑨ 「法則」と「規定」 ⑩ 死および輪廻転生 ⑪ 「7種光線」理論の基礎 ⑫「7種光線」理論の応用
というテーマの構成にしていますが、第7回目までは、肉体以外に多数の見えない身体で構成されているといわれる人間の基本的な構造~エネルギー・システムを、粗雑な質料でできている身体の方から順に、その基本的な情報とヒーリングに対する関わりを解説していきます。
それ以降は、個人の一生を超える大きな視点からのものを扱い、12回で一通り、スピリチュアルな領域に関する基礎知識がお伝えできるようになっていると、考えています。
7回目までについて、もう少し、具体的に述べておきましょう。
私たちの住む太陽系宇宙は、7つの異なるレベルの粒子サイズ、波動、あるいは意識の世界=界層によって構成されている、といわれています。
アリス・ベイリーでは、もとはインドで伝えられていた概念を一部西洋風の言葉に置き換え、物質界・アストラル界・メンタル界・ブッディ界・アートマ界・モナド界・ロゴス界という概念が用いられています。
2回目のアストラル体、3回目のメンタル体は、すぐにお分かりいただけるように、アストラル界・メンタル界で人間がもっている身体です。
では、エーテル体は? チャクラは? パーソナリティーは? 魂は? どこにあって、どんな働きをしているのでしょうか?
そういうことの理解が、ヒーリングだけでなく、スピリチュアルな領域を学ぶ上での基礎になります。
しかし残念なことに、今日スピリチュアルな領域ではたくさんの情報が氾濫していますが、そういった基本的なことについて信頼できる内容を語っているものは意外と少なく、それが多くの混乱を生み、長く熱心に勉強を続けていても、なかなか混沌とした状況から抜け出せない原因になっています。
「私、まさにそういう状況で、いつまでたっても霧の中にいるみたいな感じなんです」という方は、是非、ご参加ください。きっと眼前に、クリアな視界が開けてくると思いますよ。
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