ウィリアム・レーネンさんエッセイPART.4 「周囲がどんなサイクルであっても、自分をよく知っていれば自分でポジティブなサイクルを作ることが可能」

多くのさまざまなサイクルがあります。サイクルは同時に3つ4つ起きているのです。まず、 今、起きている宇宙のサイクルは何かというのを知る必要があります。1つの方法として、ニュースを見てください。特定の経験が世界中で起きている、同じよ うなことが起きていることがあると思います。それを見れば、世界中で変化のサイクルがあるということに気づくと思います。

その宇宙の変化 のサイクルに、それぞれの人が個人的に影響を受けますが、自分のサイクルを創造することが可能なのです。そうすれば、変化のサイクルを生きていけます。ど んなサイクルがあったとしても、その時点で、自分のサイクル、つまり自分を尊ぶというサイクルを作れば、ネガティブな結果に影響を受けなくなります。

経済状態がよくなかったとしても、土地家屋を売ることを適切であると感じるなら、そうすべきです。経済状態がよくなくても、儲かる、儲からないにこだわらず にお金のことなんて気にせずに売ることです。知っていればいいのは、今、土地家屋を売ることがあなたにとって適切であるということであり、それを尊び、行 動を起こすことです。そうすれば、新しい可能性の扉を開くのです。

自分にとって心地悪いと思うこと、家でも仕事でもなんでも、もう相性が合わないと思えば、それを捨てることです。そうすれば、あなたにとって生産性が上がり、より相性の合うものを招くサイクルを創造するのです。

も う自分に合わない、心地よさを感じない土地家屋を売ったり、機能しないものを手放すことがあれば、一切心配しないことです。お金になったならないと考えたりしなければ、宇宙はあなたに豊かさというものをもたらしていきます。それは必ずしもお金ではないかもしれませんし、別の形で何かを受け取るかもしれない のです。

ですから、もう、なぜとか理解しようとしても何の価値もない時代に入ったのです。多くの人は一元的な価値に縛られすぎており、それをベースに損したとか、得をしたとか考えすぎですが、そこで損に見えるものがあなたに別なものをもたらすことが明らかな時代になったのです。

ウィリアム・レーネン

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