「宿命」は変えられない~なぜ、今の誕生日を選んで生まれて来たのか PART.12

前世の続きを果たす2人、運命のパートナーとの出会い

宿命の相手、魂の伴侶、赤い糸で結ばれた相手、ソウルメイト、カルマメイト、運命のパートナー……。
いろいろと言い方はありますが、意味は同じです。
あなたと出会うために生まれてきた相手のことです。

普通の恋人との違いは、生まれてくる前に2人の魂が約束して生まれ変わり、記憶には残っていなくても、あなたの人生に組み込まれている相手こそが、運命の人です。あなたは両親を選び、兄弟、姉妹さえも自分自身で選んで生まれ変わっています。だからこそ、運命のパートナーと出会うことも必然と言える。

しかし、普通の恋人と運命のパートナーとの違いは何だろうかと言えば、運命の人には絶対的な重要性があるかないかの違いであり、あなた自身も「その人の為に○○してあげたい」「自分の人生が180度変わっても、信じて伴に歩んでいきたい」「彼との間に子どもが欲しい」「この人でなければならない」というほど強い信念がある人と、それほどまでと思う人の場合は普通の恋人だったりします。

運命のパートナーとあなたの間には、見えないシークレットアイテムがあります。例えて言えば、あなたは目に見えないパンドラの箱を持ち、そして、運命の人は、その箱を開けることができる唯一の鍵を持っていることでしょう。私自身、プロとして20年以上サイキックカウンセラーとして人種を問わずに3万人以上の人をリーディングしてきています。そんななかで、多くの恋愛のご相談をリーディングしいます。

長年(5年以上)お付き合いし、結婚まで約束して結婚式の日取りまで段取りをした人が結婚式の直前で別れてしまうケース、相手に突然振られてしまうケース、自分たちよりも両親、親族との間で揉めごとが、起きてしまい結婚が保留になってしまうケース、相手がすでに他の人と籍を入れてしまっているケース、ひどいときには、すでに相手には子どもがいるケースもあります。

その場合、運命の相手だと信じていたのは女性側の方であり、男性の方も本当の気持ちを伝えることができないまま、最悪の破局を迎えてしまうことがあります。出会ってから3年以内に「結婚」という人生のイベントへシフトしない場合は、その人は運命のパートナーでない可能性があります。
つまり、相手は生まれ変わるときに、あなたと彼が持っているシークレットアイテムのパンドラの箱を開ける鍵を持っていない可能性があるのです。そのまま放置されて、相手の方がパンドラの箱を持っている人を見つけるまで、一緒に待っていることになります。

「私なんか、ずっ~と独身だし、運命のパートナーなんかいないかも……。」と思ってしまう人もいるでしょうが、しっかりと存在しています。両親、育った環境、人間関係、能力でさえもあなたの生まれた場所、生まれた時間に刻まれて生まれ変わっています。どんなタイプ、いつ頃、出会いがあるの、どんな出会いをするのかも、知ることができるのです。

生まれ変わりを信じていても、運命のパートナーを信じないと言っても、あなたには両親が存在します。そして、その両親が結ばれる前に、あなたの両親にはそれぞれに両親がいました。
あなたが生まれてくる前に、すでにご先祖さまになっていたかも知れませんが、存在していた人たちを会ったことがないからといって、彼らの存在を疑うことはしないはずです。
それと同様に運命の人は、あなた自身で設定してきています。

私たちは、今の人生だけを生きているわけではありません。幾度も、何度も、過去生を生きてきているのです。
あなたと運命の人は、過去生にて何度も恋愛した後に結婚をしたり、相手に裏切られたり、相手を裏切ったり、いろいろな愛を確かめ合ってきています。ですから、現世で初めって会った人とは結婚はできません。
生まれ変わる度に、一緒になって前世の続きを継続しようと決意してきています。

どうして生まれ変わってまで、一緒になる必要があるのか……。
それは、スピリチュアルな世界では、前世で解決できなかった課題(カルマ)を解決するためだったりします。また、二人で力を合わせて取り組むことで、達成できると思った課題を生まれ変わって少しずつお互いの魂の成長ができるように設定しているケースもあります。
運命の人と約束をしていないといっても、生まれ変わる前に、人生の大イベントの結婚相手とは深く課題を遣り遂げるために、二人の魂は約束しています。
いつ会うかということも設定しています。
ですから、現世で、その時期が近づいてくると、様々な不思議な出来事が起こることもあり、「もしかして、わたしって超能力者?!」と錯覚してしまうほど不思議なことが増えることもあります。

また、運命の人との出会いが近づいてくると、何となくソワソワしてしまうことがあります。
私たちは、忘れてしまっていると思っているだけで、本当は忘れていません。
魂はしっかりと覚えているのです。

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