『運命鑑定士』が教える!「ご縁の法則」とは?~悪縁学び編~

僕たち人間は、誰かを思い通りに動かしたり、操ったりできません。
そして、それが仮に出来たとしても、それはすべきことではありません。僕たちは、自分の心は意識次第でコントロールできますが、それを誰かに強要する権利は持っていないのです。

冒頭から強烈な文章を書いてしまってビックリさせてしまったかもしれませんが、難しいお話しをするつもりはありませんので、いつも通り気軽に読んでみて下さいね。

僕たちの<<ご縁>>は、ある程度コントロールできます。
会いたいと願う人物を具体的にイメージし、会いたいと願う人物と会うきっかけやプロセスを具体的に考え、行動に移す。人に紹介して欲しいと願うならば、それをあらかじめ頼んでおく。

<ご縁>がつながったら、その<ご縁>をいかに良質にするかが大事です。相手に何かを望む前に、相手に何を与えたいか。何をしたら喜んで貰えるかを考えることが重要です。そして最低限の接遇は忘れてはなりません。

<ご縁>には良縁と悪縁があります。
良縁なら善意を持って接し続ければ良好な関係を維持することができますが、悪縁はそうとも限りません。望まない人物と<ご縁>がつながってしまうことも少なからずあるのです。むしろそちらの方が多いかもしれません。それを反面教師として教訓とするのも良し。<ご縁>を切るのも良し。実は悪縁だと思っていた<ご縁>が良縁だったということもあり得ます。状況にもよりますがその辺りの見極めや対応の臨機応変さはとても重要になって来ます。

<ご縁>で大切なことは良縁を強化し、悪縁を減らして行くこと。
悪縁を減らした方が良い理由は、足を引っ張られないためということ、身を守ると言うことなどがありますが、魂レベルに落とし込んで考えるとマイナスの感情を増幅させないためです。

マイナスの感情はマイナスの感情を引き寄せてしまうのです。そうすると、本来なら防げるはずの争いを生んでしまったりします。そうなってしまうと、お互いが憎悪の感情に支配されてしまうリスクが高まります。

個人間の問題で済めば、それでもまだ良いのですが、ここで気をつけなければならないのは言霊の力です。僕たちの言葉には絶大なる力があります。もし、悪縁に対し、ネガティブな感情が沸々と湧きあがって来たとして、それを誰かに熱く語ってしまったり、深刻そうに語ってしまったりすると、その関係に直接的であれ間接的であれ関与させてしまいます。

では悪縁がつながってしまった場合、一人で抱え込まなければならないのかというと、決してそういうことではありませんので誤解しないように注意して下さい。

僕たち人間は社会性を営む動物なので、完全なる世捨て人になることはできません。すなわち、生きている以上、悪縁がゼロでいられる可能性は著しく低いのです。そして、悪縁から解放される方法を学びとすることもとても重要なのです。

自己主張が正しいと思い込み、その言葉がどんな結果を考慮せずに刺激的な注意をする方もいらっしゃれば、出来るだけ冷静に話し合いで悪縁を良好な関係に戻したいと注意をしようと思ったけれど、ネガティブな感情が漏れてしまい、やや攻撃的になってしまったという場合、自分では少なくとも間違いは無いと思った発言も関係が悪化するので気をつけた方が良いです。相手のためを思って、という大義名分があったとしても、悪縁を本気で良縁に変えようと願うなら、そういう時こそ、通常の何倍も気を使った言動が必要になります。

なぜなら冒頭にも言った通り、僕たちは相手をコントロールすることはできないからです。力で抑えつけてたとしても何の解決にもなりません。

相手に否があったとしてもそれをしっかりと深い心で受け止めて、じっくりと腰を据えて話し合うのが大事です。本心から良縁をつくりたいと願うなら攻撃性は微塵も出してはいけません。ネガティブな感情は好意的感情以上に伝わってしまうからです。ここでは善悪の問題だけでは解決しない少々複雑なやりとりが生じます。

マイナスからプラスに関係を変えるには本当に大きな力が必要です。そこには高い精神レベルが求められます。逆を言えば、悪縁を本気で良縁に変えることができたなら、とてつもなく高い精神レベルをそのプロセスを経て得ることができるのです。

しかしながら、何度も主張してきましたが本当に悪縁の場合はバッサリと切ることも大事なのです。腹が立つから暴言を吐くだけ吐いて全力で逃げるとか言う行為はあまりお勧めしません。何故なら怒りの炎に火を注いでしまうからです。<ご縁>を純粋に切りたいのなら、余計な事はせず、徹底してその人から距離を置くことが大切です。不要な争いは避けるに越したことは無いのです。

これが出来ないと、例えば血縁者同士の争いになったり、グループ間の抗争になってしまったり、もっといえば戦争につながってしまうのです。

僕たち人間は、このことを意識しなさすぎてきました。それが歴史的悲劇を繰り返して来たの原因かもしれません。
もちろん力づくでも解決しなければならない問題もあるかもしれません。その場合は、出来るだけ関係ない人たちを争いに巻き込まない配慮が必要です。

僕たち人間は社会性を営む動物なので、完全なる世捨て人になることはできません。すなわち、生きている以上、悪縁がゼロでいられる可能性は著しく低いのです。そして、悪縁から解放される方法を学びとすることもとても重要なのです。

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