Photo by Yoshitaka Nakao

バンフの町から、程なく走ったところに、天からの恵みの、奇跡の味の湧水は源泉から、途切れることなく、流れている。

ある時に、自転車でその路を、走っていた時に、初めてその存在に気づいた。
車で走ると、その存在には、まったく気づけない。
源泉の源は、標高2800ｍほどの高さの、山の山頂に降り積もる雪。
その解け水が、山頂の岩の切れ目から、山のなかを、浄化されながら、ミネラルをたっぷりと吸収しながら、標高1400ｍほどの森の中から突然に、160年ほどの歳月を経て、湧き出している。

ここカナディアンロッキーの湧水の100％近くは、硬水だが、不思議なことに、ここだけは軟水。
飲んだ時の、何ともいえない、調和のとれたまろやかな喉越し。
ぜひ一度試して頂きたい。とても言葉では表現できない奇跡の味。