人間関係とバウンダリー(他者との境界線)についてPART.3

▼「人間関係とバウンダリー(他者との境界線)について
part.1
part.2 からの続きです。

Part.2の記事では「あなたのバウンダリーチェック」をして頂きました。結果はいかがでしたか?
一般的に、日本人のバウンダリーは欧米人と比べると弱いと言われています。

日本人の生活スタイルは元来小さなスペースを多くの人々と共有し、共同生活の中で必要とされる「他者への配慮」に重きを置くことが重要とされてきました。
このような他者への配慮は素晴らしい才能ですし、日本人の魅力の一つだと思います。同時に、その心持ちが逆に作用し、家族など身近な人が抱える問題をご自身のストレスと捉えてしまうことも少なくありません。その状態が慢性化し健康に害を及ぼすまでに至らぬよう、普段の心がけを見直していく必要があるとも考えています。

私の話に戻りますが、カリフォルニア州認可エネルギーヒーリング研究所でバウンダリーの訓練を受けてからは、それまでの浮ついた倦怠感や恐怖感から解放されるようになりました。その代わりに相手のエネルギー状態を察知しながらも、明確なバウンダリーのお陰で健全な状態を保つことができるようになり、仕事上でも、身近な人との関係においても素晴らしい効果があると実感しています。

それでは、ここでいくつか健康的なバウンダリーを築く方法の基本をご紹介したいと思います。

健康的なバウンダリー構築法の基本
1.深い呼吸を心がけ、重心を落として足から大地に根を張る様子をイメージする
2.自分の身体の周りに「私」と「あなた」の境界線を明確に保つ低い垣根の存在をイメージする
3.面と向かって会話している相手から圧迫感を感じる時は、実際に一歩後方へ下がる。(エネルギーフィールド上での相手からの影響力が弱ります)
4.しっかりと自分の意見を言う(愛と思いやりの気持ちを持って)

 

初めは難しく感じるかもしれませんが、上記項目をイメージすることで、実際にエネルギー上に働きかけてバウンダリーを築き、人間関係の改善に繋がります。

上記の中で一番難しいと感じる方が多いと思われる4番の「自分の意見を言う」ことと健康の関係については、また今度お話していきたいと思います。

 

※バウンダリーについてもっと学びたい方へ
Westwood Healing International主催「癒しの人間関係を築くバウンダリー」のセミナーでは、家族や職場、友人との人間関係において悩める方達のために、独自のエクササイズ等を通して実際に健康的なバウンダリーを築く方法を学んで頂けます。

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