HAPPYシャスタライフ PART.7~ネイティブのメディスンを受け取るラバーベッド国立公園②~

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1873年モドック戦争。アメリカでも有数の戦い。ラバーベッド国立公園の北側の、大小の真黒で足場の悪い溶岩石が連なる一帯に、彼らは約5ヶ月もの間、身を潜め戦ったと言われる。

■白い聖山に祈る
水も塞き止められ、生きる場所を追い詰められたモドック族。真黒の岩場に立つと、真白にそびえるシャスタ山が遠くに見える。
彼らは何を想っていたのだろう。空を見上げ、グレートスピリットに助けを求め、ただただ祈り続けたのかもしれない。

もちろんモドック族の戦いの記念碑がある近くには、モドック族に殺害された白人将校の十字架碑も。戦いには常に2つの側がある。現在でも地球上で続く戦争、争い、対立。私たちは戦いの歴史から何を学んでいるのだろう。

■メディスンポールが示すメディスン
今でも青空にたなびくメディスンポール。憎しみも痛みも苦しさも、このポールに想いを返すことで、それがメディスン、叡智に変容する気がした。祈りほどパワフルで高次のエネルギーはないのだと確信する。

その他にもこのエリアには、ペトログリフ、巨大な岩山に削られた象形文字が残る。遠い昔、ネイティブアメリカンがこの厳しい大自然の中で、生きていた証。命を紡いできた歴史がある。

■碧い癒し、メディスンレイク
最後に訪れたメディスンレイク。<シャスタリトリート>でも人気のあるスポット。標高高い穏やかな紺碧の湖と、手が届きそうなくらい近い青空。
乾いた荒地ラバーベッドの自然とそこに住むモドック族の歴史を知ったからこそ、その湖の透き通った美しさが深まる。彼らには、この湖をメディスンと呼んだ理由がある。傷を負った人々、苦しみ悲しんだ人々が安息の場を求め、また祈りを捧げにきたのだろう。
今でも年に数回はモドック族が儀式をするといわれる湖。多くのネイティブアメリカンがかつてここに集っていたであろうビジョンが広がる。

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今回、このエリア一帯を訪れたことで、私のシャスタへの想いと理解が一層深まりました。戦いの歴史が伝えるメディスン。聖なる山と言われるシャスタの別の側面がここにはあります。

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▼ラバーベッド国立公園HPhttp://www.nps.gov/labe/index.htm

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