劣等感は天からのギフト~私たちの人生を切り開いてくれるもの~

こんにちは、望月彩楓です。

あなたは、劣等感をどのように捉えていますか?日頃から『劣等感をどう処理したらいいのでしょうか?劣等感のせいで卑屈になってしまう自分が嫌です』というようなご質問をよく頂くので、今回は劣等感について少し書かせて頂きたいと思います。
背が低い、太っている、痩せている、好きな顔ではない、学歴がない、お金に困って育った……など人によって劣等感と感じる部分は違いますが、自分に足りない、劣っていると感じる部分に対して「なぜ私はあの人みたいに生まれつき美人じゃないの?」「なぜあの人の家みたいに裕福に生まれ無かったの?」などと考えてしまった経験、あるのではないでしょうか?
でも、足りないものや劣っている点があれば、それを補おうとか、乗り越えよう、あるいは受け入れようとする強力なエネルギーが生まれます。人はつい楽をしたくなる性がありますから、すべてが満たされていたのでは、なかなか努力しようという気が起きないもの。でも劣等感というムチにお尻を叩かれると、自分の本気を出して「よし、やってやる!」と走ることができるものです。

例えば、生まれつき身体が小さくて弱かった為にいじめられていた人がボクシングを始めてチャンピオンになったという例や、生まれつき太りやすい体質だった人がダイエットに成功して出した本がベストセラーになったり、容姿に劣等感があった人が努力した結果、美容界で成功したりする例もあります。
実は、あなたの心のなかにある劣等感というのは、天から与えられた素晴らしいギフトであり、お尻を叩いてくれる愛のムチなのです。それに気付けるかどうかが、自分という存在を受け入れ幸せに暮らせるかどうかを左右すると言っても過言ではないでしょう。

ちなみに私のスパルタな守護霊様は、いつも手厳しいメッセージを下さいますが(笑)、私はそれに対して「何っ!おのれぇ~今に見ておれ~」とばかりに俄然ヤル気が湧いてくるものです。これも思えば、私の劣等感を上手に刺激してくださっているのでしょうね。
もちろん劣等感自体は嫌なものですが、闇と光の関係と同じように、自分の心に劣等感という闇をもっているからこそ、闇を照らしたいと願い、光を一生懸命に求めるのです。そして、得られた光の明るさや有難さを知ることができます。その闇のお陰で、自分の中にある光に気付くことだってできるのです。

そう。劣等感こそ、あなたの真の可能性や才能、やる気、エネルギーといったポジティブなものを引き出したり、映しだして具体化してくれる大切な鍵なのです。