ようやく、セドナに太陽が戻ってきた
少し前、雷と雨の日が続いていた。
ドナの大地とエネルギーの大浄化だった。セドナの住人や訪れている人たちにとっても、浄化の時期となったようだ。年間、約300日は真っ青な空とプラチナのような太陽の光が降りそそぐセドナ。
その気候と空気感は、心のピントを合わせやすくしてくれる。
自分のビジョンを見るのを助けてくれる。
「私のハートは、今の生活を心から喜んでいるのか……」
「自分は、本当は何をしたいのか……」
「今、どこに向かっているのか……」etc
そして厚い雲に覆われたグレーの日の空は、さらに内観を促してくれる。
「今、自分が手放す必要があるものは何なのだろうか……」
「今まであたりまえにしていたことは、執着やこだわりだったのでは?……」
「私にとってそれらは本当に必要なものなのだろうか……」
「許しとは……」 etc
満月の日は、特にボルテックスで感情のワークをするのにとても適している
先日の満月は雨だった。
日本からいらしたお二人の女性とキャセドラルロックで満月ワークをした。直感を通して、肌、目、鼻、口を通して、いろいろなところを通して、自然からたくさんのメッセージが入ってくる。地球のアセンションポイントとなる聖なる大聖堂の岩。
頂上までの道々は、雨で人々の気配やエナジーがきれいさっぱりと洗い流されていて、とてもすがすがしくて気持ちがよい。
静かに、ゆっくり、ゆっくりと歩きながら、それらのメッセージをしっかりと受け止める。どんどん自然と同調していく。一本の木が囁きかけてきた。
「近くによりなさい……。」
「そしてこのエナジーを感じなさい……。」
その木は、ボルテックスのエナジーを受けてスパイラル状にねじれていた。私たちは木に近づいた。水あめ(樹液?)のような映像が送られてくる。身体の中心にネバネバの水あめが注入されてくる。そして、私たちの身体のなかにある「もう手放す必要があるもの」、「執着しているもの」を水あめがぐるぐる回転しながら……それらを取り除きながら頭のてっぺんから出て行く。
私は、見ている映像を、誘導瞑想という形で表現し伝えていく。
私たち3人の目からは、涙がとめどなく出てくる。
雨がしたたるなか、目からもいっぱい浄化した。どんどんハートが軽くなっていく。
頂上に着いたとき、雨がピタリ!とやんだ
そして頂上で祈りとワークを終えた瞬間、一羽の鳥が不思議な音色でさえずった。それはまるで神社の巫女さんが奏でる鈴の音のようだった。わかりやすい合図だなって思った。
ボルテックスのハイキングは、雨の日でも合羽を着れば問題はない。雨で浄化されたすがすがしさのなか、身も心もすっきりとした気分でハイキングができる。天気が悪いからといって、買い物ばかりではもったいない。セドナは大自然のなかに入ってこそ、その醍醐味がわかる。今のセドナはシフトの時期に入っているのか、想像できない天気になる。セドナを訪れる方は、合羽も準備されるとよい。
自然のなかを歩けないほど雨が降ったら
セドナのアート観賞がお勧め
アップタウンや、その近くにあるヒルサイドには、アートなお店がいっぱい並んでいる。ネイティブアメリカンのアートと現代のアートを組み合わせたものや、はじけるカラフルなアート、まるで生きているかのようなブロンズ像など。晴れの日も雨の日も、自然現象や自分に起きることは、すべては、行くべくして行く方向に行っているので、大きなエナジーに身を任せて、あるがままに、たっぷりとセドナをエンジョイされてくださいね。浄化後のピカピカのセドナから……。
☆いつもありがとうございます☆
★バックナンバーを見る→連載記事:アイル・グラハム