日本文化と緑

緑豊かな季節になってきましたね。
たまに田舎に行くのですが、木々が青々としてとてもきれいです。田んぼも少し前まで茶色一色だったものが、まるで気分を変えて、新しいカーペットを敷いたかのように、きれいな緑色に染まりました。
自然の生み出す芸術って素敵ですよね。

さて、緑のお話が出てきたので、今回は緑色にまつわるお話をします。
緑には、「平和」「安心」「癒し」「爽やか」など、私たちの心を落ち着かせてくれる心理的効果があります。また、リフレッシュに最適な色です。
確かに私たちは木々を見ていると、穏やかな気持ちになり、とても落ち着きますよね。
お部屋に観葉植物を置いたり、森林浴を楽しんだりするのも、その影響かもしれません。

そして、日本文化に欠かせない緑といえば緑茶ですよね。
緑茶の中にはカテキンというものが含まれているのですが、それは虫歯予防や風邪の予防、消臭効果になります。
また、カテキンの強い抗酸化作用で、体内の酸化を防止します。
体内が酸化するという事は、つまり体が老化するということで、それを食い止める事で若さを保てるのです。
コレステロールの吸収を抑えるなど、生活習慣病やアンチエイジングなどの効果があります。
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEと組み合わせることにより、抗酸化の効能がさらに強力になります。

私たちが普段何気なく飲んでいる緑茶には、意外にもこんな効果があったのです。でも飲みすぎには注意してくださいね。