「<ご縁>をいただく」という言葉が日本語として間違っているのではないかという話を聞いたことがあります。
言われてみれば「<ご縁>を与える」とはあまり言いませんよね。
僕は言語学の専門家ではありませんが、<ご縁>という言葉にフォーカスして、この問題について一緒に考えて行こうと思います。
<ご縁>とは、そもそも「つながり」のことなのです。
だから「<ご縁>を切る」「切っても切れない<ご縁>で結ばれている」、という言い方をよくします。
イメージとしては点と点がつながって線になるような感じで捉えると非常にわかりやすいと思います。
では何故「<ご縁>をいただく」という表現をするのか、僕なりに考えてみました。
たぶん、これらの表現を使う方は、<ご縁>を見えない力(神様とか天とか)だと思っていて、「<ご縁>をありがたく頂戴しました」と捉えているのではないかと思います。
考えてみると、確かに能動的に、意図的に、自分で掴みとった<ご縁>があったとしても、同じ時代に、会おうと思えば会える距離(地球上)に生まれて来たことは、見えない大きな力を感じられますよね。
その<ご縁>が偶然か必然かは別としても、<感謝>を示しているところが、とてもステキだなって思いますよね。
そして、自分自身も、お互いにとって良さそうな<ご縁>は、どんどん繋いでいけたらな、と思ってます。
みんなで、楽しく繋がって行きましょうね。
今日の<ご縁>にも感謝です。
★バックナンバーはこちら