時代の流行り、モンスターペアレントとの深い関わり 〜インナーチャイルドと婚活の関係性について Part.5

あなたは女子高生が細眉、茶髪、小麦肌、ミニスカートにしてルーズソックスを履いていた時代を知っていますか?

当時の女子高生マストアイテム。ルーズソックスとソックタッチ!

わたしの高校時代はルーズソックスが流行っていました。
ちなみにルーズソックスは90年代ファッションとも言われていますが、2001年の春に入学しましたが、神戸の高校ではまだまだルーズソックスが流行っていました。
ルーズソックスとは、厚手の(白い)ハイソックスです。脚の部分にゆとりがあり、わたしは120センチのルーズソックスを履いていました。

ルーズソックスを綺麗に履きこなす為に、ソックタッチという靴下専用ノリも鞄に常備していました。
学校にもよると思いますが、わたしの学校は紺のハイソックスは禁止で絶対に白い靴下が校則でした。
ルーズソックスは、白い靴下なので校則内でした。

【紺のハイソックス】の方がルーズソックスより知的で清楚な印象を与えますが、禁止だなんて不思議だね、と母や友人と話した記憶があります。

わたしとしては、ルーズソックスこそが校則違反になりそうなルーズな靴下なのに、白い靴下という〝校則が校則の邪魔〟をしていて、講師が禁止するにも校則違反で禁止できないところが面白く感じていました。

 

ルーズソックスは時代の〝特産物〟

このルーズソックス世代は、学校にもよりますが、少なくてもわたしは、ブルマの体操着も経験しています。
そんな世代だからこそ、時代に革命を起こしたい! とまで大げさではなくても、【よくわからないルールを破壊したい!】とインナーチャイルドを癒したい女子達が潜在的に思ったのではないか……と思っています。

その後、わたしの高校は、わたしが高校3年生くらいの時期から紺のハイソックスが、校則で履いても良いことになりました。
ルーズソックスは校則への大きな〝違和感〟から生まれた時代の〝特産物〟のように感じるのです。

 

学生時代の思い出と安室奈美恵さん

学生時代のことを思い出すと、安室奈美恵さんも同時に思い出します。
小学生のときから、安室奈美恵さんの楽曲を友人と聴いたり歌ったりしていました。
そして、ファッションリーダーでもあり、当時からみんなの憧れの存在でした。
細眉、茶髪、小麦肌、ミニスカート、ロングブーツ、ルーズソックスはあの時代の代表的なものです。
今、わたしのスマートフォンには、新しい安室奈美恵さんのアルバムの楽曲が入っています。その音楽を聴きながら、この原稿を執筆しています。
今も変わらず皆さんに愛されていて、本当にすごいアーティストさんだなと、この原稿を書きながら改めて思いました。

 

痴漢はスカートが短い被害者が悪い!?

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ある日、高校への登校時に痴漢に遭いました。
その旨を伝えた男性教師に「短いスカートで歩いていることが悪い」と言われました。
当時、ミニスカートにルーズソックス姿が女子高生に流行っていたので、短めのスカート丈でした。
短いスカートにも非があったとしても、痴漢に遭う方が悪い! と講師が言い切ることは、どういうことなのだろうか……。
それはわたしの中で違和感ではなく、不信感へと変わった瞬間でした。
痴漢の件に関しては、若い女性教師がわたし以上に、その講師の発言に怒りを感じてくれていました。
そして、自分が強くなろう! と変化していく時でもありました。
その後も何度か痴漢に遭いましたが、最終的に犯人が現われた時に『痴漢!』と大声で叫んでからは、二度とされなくなりました。

 

モンスターペアレントは親のインナーチャイルドの叫びなのかもしれない

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モンスターペアレントとは、学校などに対して自己中心的かつ理不尽な要求をする親を意味します。
子どもには、自分が学生生活で味わった〝違和感〟を味合わせたくない、と思う親の願いが、モンスターペアレントという形になることはあり得るように感じます。
わたしは、まだ結婚もしていませんし、子どももいないです。
しかし、もし娘が痴漢に遭って怖い体験をした時に、娘にも非があったとしても「大丈夫?」と一言声を掛けてもらえるような講師がいる環境で育って欲しいです。

ミディアムなおさんからの話を聞いて、モンスターペアレントも親のインナーチャイルドと関係していると思いました。

次回は、インナーチャイルドと仕事、ライフスタイルへの深い関わりです。
お楽しみに!

 

♦︎イギリスで婚活ブログ
http://london-mei.com/

 

《仲谷めいさんの過去記事はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/nakatani-mei/?c=102488