神さまとのご縁のむすび方 神社の参拝について〜神社への参拝は、どれが正しいのでしょうか〜前編

お賽銭の額についても、それぞれでかまわないと思うのですが、私は神さまに、というより、この神社を整えていただいている方々にお渡しする金額、と思っています。

こんにちは。辰巳です。
パワースポット、聖地のなかでも神社への参拝は、とてもなじみのあるものです。

赤ちゃんが生まれた時の健やかな成長を願う初詣りに始まって、新年の初詣、あるいは縁結び祈願など、人生の節目に神社に参拝されていると思います。
ここでは、辰巳スタイルの神さまとのご縁のむすび方を、お伝えします。

 

〈神社への参拝は、どれが正しいのでしょうか〉

神社への参拝方法については、こうしなければいけない、という厳密なルールはないと私は考えています。
ただ、「目上の方のお宅に行く」感覚が大事です。
失礼のないようにすればよいのです。

神社のサイトに行くと、参拝の方法が書いてあるところもあります。
また、あるいは境内に、掲示されています。
それに従えばいいのです。
そして、できれば知っておいた方が、参拝がより気持ちよくできる事がありそうです。

 

〈参拝前から、鳥居まで〉

1.事前に、その神社のご祭神について知っておくとよいと思います。
ご祭神を調べると、すでに、その時から参拝は始まっているのです。
2.鳥居の前で一礼します。
最初は、ちょっと恥ずかしいです。
でも、鳥居の前で一礼をして、神域に「おじゃまします」という気持ちでいると、その瞬間、日常生活から気持ちが切り替わります。
大きな神社ですと、最初の鳥居がとても遠くにある場合がありますが、そこまで戻る必要はありません。
駐車場などが境内にある場合で、鳥居をくぐらずに入ってしまう事があります。その場合は、戻って鳥居をくぐるのをおすすめします。気持ちの切り替わりが違います。
3.「由緒書」を見つけましょう。
鳥居の前や近くに、「由緒書」の看板がある事があります。
あらかじめご祭神を知らなくても、ここに書いてありますので、読んでおくと良いです。
「目上の方のお家におじゃまする」のですから、相手の方の名前は知っておくでしょ?
実は、この看板や境内の掲示に、他にでていない情報も書かれていることがあるので、私は必ずガン読みします。情報が多いと、写真をとってくることもあります。

 

〈手水舎から拝殿まで お清めファーストで〉

4.手水舎でお清めします。
手水舎での作法にしたがって、両手と口をすすぎます。
手水舎に書いてある場合もありますので、それに従ってください。
あまりに気持ちのよい手水舎だと、指の先に残った水を、頭の天頂にちょんといただくこともあります。
天頂から、水が流れていくようで、すうっと清まります。
場合によっては、水のないところや、衛生的でないところもありますが、「失礼します。おはらいください」と一礼します。
入口近くに小さなお社がある神社もあります。祓いのお役目の神さまです。そのときは、本殿より先に参拝します。
5.神域に入ると、そこは神さまのお住まいのなかです。
一緒に行く方とおしゃべりしても問題はないのですが、木や土の薫りや、鳥の声も聞こえてくるはず。せっかく神域にいるのですから、カフェでのおしゃべりの延長はもったいないように私は思います。
6.神社はとにかく、お清めファースト。
参道では小さな石が敷き詰められている場合があります。
この石を踏むこともお祓いのひとつ。歩きにくいなあ、とは思わずに。
正式参拝で神職にあげていただく祝詞(のりと)も、まず、お祓い、お清めが最初です。
不要なものを取り去った部分に、新しく善いエネルギーが入るのだと、私は考えます。
7.いろいろな建物がありますが、まず一番大きな建物、本殿あるいは拝殿に向かいます。
本殿は、神さまのプライベート空間です。
多くの場合、本殿の前に拝殿という建物があります。拝殿は、神さまのプライベート空間に対して、拝殿は応接間です。この応接間である拝殿は、正式参拝をお願いすると上がらせてもらう事もできます。
また、神社によっては、拝殿の他に祈祷殿というご祈祷専門の場所を設けているところもあります。正式参拝でなくても、拝殿前まではすすめます。
お賽銭箱がある場所が目印です。

 

〈参拝は「目上の方のお宅に行く」が基本〉

8.お賽銭を奉納します。
お賽銭は投げないほうがよいと、私は思います。「目上の方」の目前ですから。
お賽銭の額についても、それぞれでかまわないと思うのですが、私は神さまに、というより、この神社を整えていただいている方々にお渡しする金額、と思っています。
神さまがおられるこの場所を整備する事も必要だし、毎日、お掃除をしたりして神さまへ奉仕されているのは、人間です。
その方々への感謝としてお納めしています。
だって、神さまはお金はいらないんですから。
また、場所によっては、霊水や湧き水をいただけるところもあります。
それをいただく時には、お賽銭とは別に、少なくともコーヒー代以上はお納めしています。
9.参拝は、特にその場所の作法がなければ、二礼二拍手一拝(にれいにはくしゅいちはい)です。
自分の名前などを名乗るかどうかについては、私は、参道を進む時から伝えている事もあれば、名乗らないこともあります。
比べてみると、名乗った方が「自分の」気持ちがいいように思います。
参拝中の意識は、拝殿の奥にある本殿へ向かう時もありますし、さらにその奥の鎮座地や奥宮に向かうこともあります。
10.「せっかく、参拝したのだから、あれもこれもお願いしたい、そして、これだけは絶体、叶えたい」の気持ちはわかりますが、必死のお願いはおすすめできません。
現実的には、賽銭箱の前を占領しないで欲しいのです。
人気の神社によっては、拝殿前に列をつくっている場合があります。
でも、ちょっと考えてみてください。神さまが、賽銭箱のサイズであるわけはありません。
どうしても長くなりそうなら、お賽銭を奉納して二拍手して拝礼したら、横にずれて、あとの方にお譲りします。
そして、しかし、「絶体、叶えたい」の気持ちは、むしろ叶えにくいものです。
顔に力のはいった状態で訴えられたら、人間だってちょっとヒクでしょ?
そして、その思いは、「念」となって、その場を重くしてしまうこともあるのです。
縁結びで有名な神社は、この念が重く感じる事もありました。

 

—— 後編に続く ——

 

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