森林療法と腹式呼吸でストレスフリーライフ!ホリスティック療法医・降矢英成先生の健康法

良い意味での“いいかげん”な
ニュートラルさを持って!

「一緒完璧でいる人はいません。良い意味での“いいかげんさ”を持って、ニュートラルな状態でいることが一番です。執着せずに、ダメならやめようという気持ちを持てば、ストレスから解放されますよ」

身体が持っている自然治癒力を高めて、健康に導くホリスティック医学で、多くの患者の診断、治療をしてきた降矢英成先生。
毎日の診察や会合に加え、森林養生プログラムでは、患者さんを案内することもあるそうです。
「プログラムで皆さんをお連れする時は、ガイドではなく、森林が好きで来ているというスタンスです。“一緒に行きましょう”という姿勢なのでストレスはありません」

腹式呼吸と自然が
エネルギーをもたらしてくれる

降矢英成先生が実践しているのは、気功の養生功。心と身体のバランスを整え、身体の能力を引き出す腹式呼吸です。
「呼吸を意識することは非常に大切です。腹式呼吸をつづけていると、身体が温かくなるのが分かってきます」
さらに緑豊かな森林で行うと自然のエネルギーを得られるという。
「感動や充実感がある人は健康です。感じ方は人それぞれなので、自然はもちろん、音楽やスポーツなど、美しいと思えるものに触れてください。そして自分を否定して傷つけたりせず、どんな自分でも好きになることが大切です」

森林浴と養生功のポイント

樹木からパワーを感じる森林浴
「自然のパワーが感じられる、緑の森を歩きましょう。自宅の近所でも構いませんが、可能ならば日常生活から離れた場所が良いでしょう」。
歩くなら、疲れない程度の運動量がポイントだそうです。

養生功の基本は腹式呼吸!
1 手を上に挙げ、鼻から吸って吐く。
2 手を横に広げて吸って吐く。
3 最後に手を下げて同様に呼吸する。
「上は天(宇宙)、横は自然・森林、下は大地のエネルギーをいただくつもりで行います。森など緑のある場所で行うと、なお効果的です」

<プロフィール>

降矢 英成先生
赤坂溜池クリニック院長

内科・心療内科・精神科。
1959年東京都出身。東京医科大学卒業。
LCCストレス医学研究所心療内科、帯津三敬病院などを経て、当クリニックを開設。
日本心身医学会専門医。日本ホリスティック医学協会副会長。
森林養生プログラムによる、自然治癒力を高めていく活動も展開中。

取材協力:赤坂溜池クリニック

<information>
降矢英成先生が「癒しフェア」で講演を行います!
講演テーマ:
「1日だけのオープン心療内科」
日時:8/2(土)15:00~16:00
場所:東京ビッグサイト 癒しフェア会場内

>>詳しくはコチラ 「癒しフェア2014 in TOKYO」