ホリスティック栄養アドバイザーMihoの“少しずつでもいいじゃない”Vol.9 修道院治療学

ホリスティック栄養アドバイザーMihoの“少しずつでもいいじゃない”Vol.9 修道院治療学

修道院治療学って何?

修道院治療学とは、ヨーロッパに古くから伝わる薬用植物などを利用した自然な療法です。外界と遮断され、社会との接触を断ち、祈りと労働の日々を送る修道士たちは、植物の栽培も自分たちで行う必要がありました。
修道院の庭ではかつてから薬草も育てられており、様々な薬草の効果を研究し、病の治療へと役立てる中、修道士たちは医術にも精通していくようになりました。
中世ヨーロッパのキリスト教が中心の時代に、彼らは古くから伝わる植物療法を研究し、まとめ、文書に遺していきました。
修道院の庭で育てられた薬草は、病人への治療のために利用され、修道院治療学は発展していきました。これが、現代の医療や病院のルーツともなります。
修道院治療学の歴史と経験は、薬草学へと繋がり、それはアロマテラピー・ホメオパシー・フラワーエッセンスをはじめとした植物自然療法へも結びついていくのです。
これらの知識は時代とともに受け継がれ、現在多くの植物は科学的にも検証されています。
植物を使った療法は、近代医学で陥りやすい症状のみを捉える癒し方とは異なり、心と体のバランスを根本からケアする療法といえます。

誰もが心の奥底で求めている身体と精神の調和

中世の最も重要な修道女である、ドイツ自然科学の祖、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンは、薬草を使って多くの人を助けてきました。
彼女の治療の根底を常に支えた信念は、心と体は決して切り離して考えられないということ、それは人間の存在全体を扱うものでした。
修道院の医術は、薬草学のみでなされている訳ではなく、また身体の健康のみが求められているものでもありません。
そこには、規則正しく規律ある生活、労働、食事、断食、そして祈りや瞑想、心の持ち方といった修道院での生活全体から、私たちの心と体をホリスティックに健全な状態へ導くためのヒントがよみとれます。

なぜ今、修道院治療学なのか?

今、近代医学の薬を使った治療から離れ、今一度自然で穏やかな療法へ立ち返りたいという人が増えています。
植物の効果は、人工的に作られた薬よりも作用が緩やかに感じられる一方、副作用は確実に少なく、効果はだんだんと穏やかに感じられます。
また、修道院治療学のよい点は、心や精神状態をも包括して働きかけるという点です。
また、予防としての利用もでき、ほとんどの場合近代医学の療法と並行することが可能です。
これら植物療法と医学は補完しあえるものなのです。

修道院治療学の自然療法ショップ ベネディクトベルムジャパンはこちらよりご覧ください。
http://www.benedict-verum.jp/