ネガティブな感情を否定しないことから始まる波動上昇&開運

※写真は精霊が映っている波動の高い画像です

 

多くの人をネガティブに縛る
“ネガティブ思考は良くない”という言葉

この言葉にとらわれて、波動を下げてしまっている方をよくお見かけします。実際に、ご相談者の方にも多く見られる傾向です。この言葉を感情も同じだと間違って捉えた時に、人は、波動を下げ、運気を下げていっているのです。

確かに、生きていく上ではネガティブ思考よりもポジティブ思考のほうがいいと思います。しかし、思考と感情は別物です。それなのに感情と思考を同じようにとらえていると、ネガティブな感情は良くないと決めて、感じないようにしてしまうということが起きます。そうなると自分の中に感じた“哀しい・怒り”という感情はネガティブなものだからと感じること、それ自体をやめようとしてしまう傾向が出てくるのです。波動を下げて運気を下げて、悩みの尽きないような心が晴れないような状況を生み出してしまうのです。

ネガティブを否定したのに。幸せになりそうなものなのに。
なぜ、そうならないのかというとそれは、人として不自然な状態になっているからなのです。
喜と楽・そして哀と怒は表裏一体の感情です。

いわば、光と影。

陰と陽のバランスと同じように、哀と怒を否定し感じないように抑えていくと、やがて喜と楽も感じにくくなってしまうのです。
そもそも、感じないわけがないのに無理して感じないようにと抑えてしまうから、哀と怒が解消しないまま残り続け、その感情に心がとらわれて、ほかの感情を感じにくい状態にさせているということなのです。その状態は、人としてとっても不自然な姿です。
その不自然な姿で在り続けようとすること、そのことが波動を下げてしまい、運気を下げてしまうのです。
そして、感じようとしない感情は残り続けるため、常に心がモヤモヤしていきます。
結果、幸福感を得にくくなっていくのです。

ネガティブになりたくないからこそ、そうしてきたのにネガティブに偏ってしまう。なんて悲しい悪循環なのでしょう。過ぎたるは及ばざるが如しという言葉がありますね。言葉のとおり、あまりにも偏っていることは、たとえ良いことのようであってもバランスを欠くということです。雨が降る日が在れば、晴れの日もある。それが、いいバランスなのです。

心の中も同じことです。
常に、明るく喜びや楽しみばかりを感じているわけもないのです。
生きていれば、哀しいこと、腹立たしいことに遭遇することもあります。
その時に、悔やみ続け日々を過ごすくらいなら、何かをその出来事から学びを得て次へ生かそうと割り切ることも大切です。
未来は明るいと信じることで、乗り超える元気がでてくることも確かです。
そういう意味では、ポジティブシンキングは素晴らしいことです。

しかし、もし順番を間違えて、感情を感じきる前に、すぐに学びなんだ、自分に必要だから起きたんだ。
だから、哀しんだり、怒ったりしてはいけないんだ。感謝しなきゃいけないんだ。
そう考える癖があると、哀しさや怒りは解消できずに抱えたままです。
そのままだと、次に哀しみや怒りを感じた時に、解消されていない分も一緒になってしまうので感じた時に、大きなもののように感じてしまうのです。
ストレス倍増です。

そういうことは、避けたいですよね。
感情を無理に抑えなくても、大丈夫。感じきったらすぐにストレスや感情は解消されます。
その時に自然とポジティブシンキングが可能になってくるから大丈夫。
そう信じて、感情を感じきるということを試みてください。心の中で、感情を感じてもいいんだ。哀しくても怒っていてもいいんだ。自分に、そう許可してください。

人として自然な心の感じる感情を許して、人らしく生きた時、心は平穏を取り戻します。
そうなれば、波動は上昇して、運気は上昇していくので幸運になりやすいですよ。
参考になりましたら幸いです。