女性の新時代が始まる。人生は一度キリ! 後悔のない人生を。

初めまして。
これからTRINITY WRITERとしても執筆していきます。上野ユリと申します。
私は、前職が教師であり、現在は陶芸家・写真家・ライター・女性起業支援・店舗サロンブランディングと幅広くお仕事をさせて頂いていますが、ここまでも道のりは凸凹の道のりでした。

今日は、第1回目なので少しこれまでの道のりを書いていきます。

 

●思考ガチガチだった学生・教師時代

両親が公務員、父親は校長だったことから私の辞書には「安定・安心」がしめていました。
何よりも「安定」こそが全てであり、人生はゆるやかで平坦がいいと思って生きてきました。
そんな私が今「起業家」になったことは、とても不思議なことであり、人生はどう進むのかなんて誰も分からないことなのだと思います。大学院で美術教育陶芸を専攻していた私は、学生時代も教師になるか、陶芸家になるか悩んでいました。
でも「安定・安心」こそ全てであった私は、「教師」を選択しました。
陶芸家になってどんな生活になるのかと想像するだけで、怖くなり、その道を選択することは弱い私にとっては、とても無理でした。

教師になってから、想像以上の激務の日々が始まり、365日毎日仕事をしているような日々でした。
保護者からは「子どもが蚊に刺された、責任をとれ!」というようなクレームなどもあり、ドラマ以上にモンスターペアレントが実在するのだというのが衝撃でした。それでも子ども達はみんな可愛くて、子ども達と励ましあえる同期達がいるのが私の心の支えでした。

でも、そんな時に同期達がうつ病になって職を離れたり、一番仲の良い友達が自殺をしたりしたことで、私の世界は真っ黒となりました。
それから私は笑えなくなりました。
「死のう」と追い詰められて、最後にふとよぎったのが「陶芸家になりたい」という夢でした。

 

●新たな人生。佐賀での陶芸修行が始まる。

どうせ死ぬのだったら、最後にもう一つやりたかった夢、陶芸家になろうと思い、教師を退職し、陶芸の産地でもある佐賀県有田で小さなアパートを借りて、第二の人生が始まりました。
昼は陶芸の学校で勉強をして、夕方に先生の工房で練習をして、夜はカラオケやBARなどでアルバイトをする生活でした。
「安定・安心」の世界から飛び出して、完全に社会から閉鎖されたような毎日でした。
テレビもPCも部屋にはなく、小さなアパートで生きているのか死んでいるのかも分からないような生活でした。
でもその時に世界で活躍する陶芸家の先生と出逢い、私の人生は大きく変わりました。

哲学者でもあった先生は世界中の色々なことを教えてくれました。
ガリガリに痩せていた私を心配してくれて、先生の奥様がいつも美味しいご飯を作ってくれました。
その温かさに涙がでて、赤の他人の私にここまでよくしてくれる人が世界にはいるとその日は眠れませんでした。

先生と過ごし、陶芸に没頭していく毎日の中で、私はもう一度人生を自分の足で歩く覚悟を決めました。

 

●激動の時代。運命に翻弄されず、自分の足で歩く

こうして私は、今は起業家として様々なお仕事をさせて頂くようになりました。
人生は不思議だと思うのです。安定・安心こそが世界の全てであった私が、今は不安定な「フリーランス」として生きているのだから。
今の世の中は、今は予想ができない大地震や大災害がおき、北朝鮮のミサイルや憲法の改正など、まるで「幕末の時代」のような感覚があります。
社会が混とんとしていて、何かが大きく変わろうとしている激動の時代の中を私たちは生きている。

でも、だからこそこれからの時代は「運命に翻弄されず、自分の足で歩く」ことこそが大切なのだと思います。
どんなことが起きても、それでも歩いていける女性。
そのためには「自分の能力」を最大限に活かして、この激動の時代を歩いていける力を身に着けていきたいし、そのような女性たちの支援がしていきたいと思っています。

これからは起業・副業がしていきたい方に向けた情報や、陶芸のことアートなこと、また前職の教師時代に学んできた子育てに関することなど、何かお悩みの女性たちの心に届くような記事を執筆していきますね。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

「女性たちよ、よき人生を。」

上野ユリ