♪７つの宇宙原則からひも解く風土ヒーリングその４～身体・心・魂を健やかにする食事～フード（風土）ヒーリング～

～表が大きければ、裏も同じく大きいということ～

普段は表側の見える世界しか知らないのですが、本当は裏の見えない世界も同じくらいの大きさがあり、深さがあるという事です。

例えばお金が沢山あるから幸せだとは限りません。
もっともっと欲しいと貪る心があったり、お金を誰かに奪われないかしらといつも不安になっていたら心が休まらず、また反対にお金が無くて日々の暮らしに困っていて不安でいれば、幸せには程遠いです。お金持ちも貧乏人も見える世界に住んでいるのは、違うようですが、見えない世界の心の中は、同じく不安や恐れに浸っているようです。

善人で有ろうとすればするほど善人を追い求めるので、悪人を排除しようとして咎め裁こうとします。反対に悪人になるほど、愛をより深く知っているとも言えるのです。

見えない心・想い・感情・波動の裏の世界は誰にもわかりませんけれど、表と裏は同じくらいの大きさがあるというのですから、見える世界と見えない世界が同じくらいの大きさで表が大きいほどに裏もまた大きいというのです。

大きく太い幹の木は見えない土の中の根も表と同じくらい、大きくて太い根っこを付けています。表が大きく立派であれば、根の方も大きく立派に育ち、病気・雨風に負けずに、命を全うしています。

人参一本にしても、葉が伸びているからと抜いてみると、アレッ！？　と言うくらい小さくて、根に当たる食べる方の赤い人参も小さくて細くて、大きくなっていませんから、幹の太さを見て初めて人参の太さが想像できます。

空気の中の表と土の中の裏は、同じくらいの大きさがありますね。
そして植物では、表と裏を繋げている場所が幹（茎）です。

～幹（茎）を太く丈夫に育てるために～

幹（茎）は、葉や花、根っこを支えたり、水分と養分を全身へ流す導管の役割があります。
フード（風土）ヒーリングでは、この幹（茎）を太く丈夫に育てることを重点に置いているので、人間の食べ物である穀物を中心に食べることをお勧めしています。

空腹状態が続くと途中から空腹感が減り忘れてしまうことがありますが、草木たちも多少の雨や風の悪条件でも倒れず、枯れずに生き延びるのは、幹が太く丈夫であるからです。その幹を丈夫に育てると、多少のアクシデントや不安・ストレス・病気・不幸も跳ね返して元気に生き延びることが出来ると私は考えていますから、主食穀物を充分に蓄えておくことで、空腹の時があっても蓄えを利用できるのです。

そして、いつでもすぐに光合成をして栄養をつくり、根から水分・ミネラルを吸収して全身へ運ぶことが出来る様に、身体も命の根を作るミネラルと水の質を生命力の高い海の塩と自然水が必要になります。

人の身体の中で植物の根に当たる所は腸です。先ずは体の中の見えない部分（裏大）を健康に育てるために胃腸の負担を少なくすることで、体と心と魂は良き人生へと（表大）前に進むことでしょう。

子育てするのに将来優秀に出世させたいと思うなら空腹な状態でいる、または育てられると、とてもハングリーな性質を持つことになるので、将来その子供はとても優秀になるというお話も、表が満たされない状態、裏がハングリー精神になります。

今相撲界でも、豊かな日本からでは無く、海外から優秀な力士が誕生していることからもハングリーでひもじく育つということは、表大なれば裏も大なりという事のようです。