~主食とは、メインのご馳走の事
主食とは、メインのご馳走と言う意味です。おかずより多く食べるという事。
このバランスを守ることで心身の調和がよりよくなるようです。
私は、カロリー計算でご飯を減らしてお菓子を食べると言う間違いを起こしていましたね。私の祖母は、107歳まで長生きしましたが、100歳を過ぎてから足を骨折して寝ていたのでお見舞いに行くと、病院の丼ご飯をモリモリと先に食べてから、おかずを少し食べると言う光景を見て、これだ!と理解しました。その後手術せずに退院時には骨がくっついていたのです。
マクロビオティックでは、玄米を薦めています。私も玄米はとても素晴らしいご飯だと感じています。それは一物全体であり、命が完全に生かされるので消化吸収にススを残さない完全栄養が詰まっていること、種丸ごとなので土に埋めると芽を出す生命がある事とされるからです。そして一番の効果は、宇宙の波動と繋がりやすいことと感じています。
私が提案するフード(風土)ヒーリングでは、主食をシッカリと食べることで良いとします。白米・7分搗き・発芽米・酵素玄米・玄米どれでも各自のお好みで美味しく感じる食べ方を工夫して下さるといいと思います。
昔は、お米を搗くのは手仕事で、7分、9分くらいの搗き方で、今のようにきれいな精白では無かったから、玄米の状態に近く糠の部分が残っていて繊維・ビタミン・ミネラルなどの栄養が残っている状態だったのです。
白米で食べる場合は、糠の部分の食物繊維等が足りないので、雑穀や古代米を少量加えて頂いて、生命力を上げて欲しいのです。
その生命力とは、創造するパワーでしたね。
(宇宙の法則Ⅶ https://www.el-aura.com/yoshida20160406/)
穀物全ての中身の中は、白い色をしていますね。成長中の種の中は、おっぱいのように乳白色の白い液体だそうです。それが収穫の頃になると硬くなっているのです。穀物の主成分のデンプンと言う糖質を作るのに、太陽エネルギーの光をたっぷり浴びて光合成(化学反応)をしているのです。ですから、ご飯は「光の食べ物」であり、人間に与えられた最高のご馳走であるといえます。
~献立のバランス
献立のバランスは、人間の歯を見ると理解できます。歯は全部で32本です。草を噛むための門歯が8本、犬歯が4本、穀物を噛み砕く小臼歯と大臼歯が20本という構成になっています。これを比率でみると、5:2:1という事になります。という事は、穀物を5割、野菜海藻類を2割、動物性食品を1割で食べることが、最も効率が良く消化吸収しやすい食事のバランスであると言えるのです。
具体的に数字で言うと、ご飯茶碗1杯200g食べる人で計算すると、野菜海藻類が80g、動物性が40gになります。皆さんはどのくらいの割合で食べているでしょうか。
一粒万倍となる種は、茶碗1杯の種を畑に蒔くと秋には、一人が1年分食べられるだけの実を育てます。未来に子孫を残して繁栄するためにも、種=穀物をしっかりとよく噛んで食べていくことが大切と感じています。
次回Ⅹは、
~ご飯は心身の土台作り
メインの主食を多くして、自律神経を整え、幸せホルモンを出しましょう。
久恵流フード(風土)ヒーリング♡クッキングサロン玄水円:吉田久恵
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https://www.el-aura.com/writer/yoshida/?c=103492