ココロセラピストが語る!? しくみをつくろう!? ~人生を有意義にする意識を持て!?~

人生

会社とか、何でもいいんですけど、組織、集団を考えてみましょう。
自分がその中の一員なのはわかるけど、何をしていいか分からない。自分の立場も分からない。
これじゃ、困りますよね。
立場もわきまえず威張り散らしたら、白い目で見られると思うし。動かなければ動かないで、「何なの、この人……」って思われるだろうし。

そういうときって、自分が属している集団って何なのかとか自分の立ち位置ってなんなのかとか、考えるじゃないですか。

その上で、自分の抱えている問題や、自分が、どこからどこまで動けて、どこまで権限があるのかなんかも考えて。そこにあるルールなんかも、再確認して。
それで、変えられるものはどんどん変えて動いてみると、少しずつではありますが、動きやすくなりますよね。

自分だけの力でどうにもならなければ、先輩や同列の誰かに相談するとか、他者の意見を聞いたりするじゃないですか。そんなイメージです。

今回の話は、集団じゃなくて自分自身、要するに個人的な話です。
なので、その一連の作業を“己を知る”と言います。

 

リア充の定義は、人それぞれ!

突然「私、QOL(人生の質)を上げまくって、リア充になりたいの!」と言っても、僕に言わせればたぶん、それは難しすぎる問題です。

よくよく考えて欲しいのですが、まず「リア充って何?」っていうところから、考え直して再構築してください。
仕組みを変える前に、仕組みを知る必要があります。

ガムシャラに働くことがリア充だって思う人は、極端に言えばブラック会社にいた方が燃え上がるかもしれません。
でも、少なくとも僕は、そういうタイプではないので、それはリア充ではないんです。

僕はインドア派出し、人と大量に接するのは得意ではありません。
なので、部屋で地味な作業をしている方がリア充だったりするんですね。

たとえば、いま、こうして執筆してるわけですが、熱く議論を交わしながらリアルタイムで進めている訳でも何でもないですが、でも、落ち着いた環境で作業できる方が安心感が得られるというかメンタルが落ち着くのでリア充なんですね。

人生

恋愛のリア充も、そうですよ。
ドキドキワクワクを求めている人と、平穏を求めている人じゃ、まったく求めるものが違いますよね。
恋人がいれば良いわけじゃないんです。
最終的には苦楽を共にできる相手が理想的ではあると思うけど。

「なんなの、この男!? 私の事、振り回してばっかりで……!」と言っていても、振り回されて、ココロ悩ませ、バタバタしているその瞬間こそがリア充な人もいるわけで。

一方で、物静かに一緒に読書でもしながら「今日も何もなくて平和で優雅な日だったね……」って思う人だっていますよね。

仕事でも恋愛でも、なんでもそうですが、人って嫉妬するじゃないですか。誰かと自分を比べたりして。
でもね、これも良く考えてほしいんですけど、本当に嫉妬するに値する対象なのかどうかって、注意してくださいね。

たとえば同僚が仕事で出世して肩書はカッコよくなっても、名ばかりの管理職で労働力と賃金が見合わず、下っ端だったころの方が楽して稼げていたかもしれないですよね。

友達が、見た目の素敵な恋人ができても、ヤバイ人で、言わないだけで本当は今すぐに別れたいけど別れる方法が見つからないって悩んでいる人もいるかもしれないわけです。

相手の実情を知らずして、嫉妬するのは実は実は時間の無駄かもしれないんですね。
逆に、目立ってなくても、実は思いっきりリア充な人もたくさんいると思うんです。
目立たないから、気づかれないだけで。

そんな風に、自分の望みや、自分の現状を色々俯瞰できるようになったら、後は、マイナーチェンジを繰り返して、自分の人生のしくみを、ちょっとずつ変えていけばいいんです。

それが、結果的にあなたの人生を豊かにしていくんですよ。

 

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