「100個考えて、50個当てはまったら、私は引き立て役扱いされているということにしよう」という感じです。
ただ、それには主観だけでは危険なので自分より賢くて信頼できる人に意見を聞いてみると良いかもしれません。
そうすれば「その条件だと誰でも該当しちゃうから、全員、引き立て役になっちゃうよ？」という具合に教えてくれるかもしれません。
もっとも、「そこまでして自分が引き立て役である証明をして何がしたいわけ？」と言われるかもしれませんが……。
ちなみに、僕ならそう言います。
ちなみに「その１」と「その２」が見事に二つとも当てはまっているのであれば、あなたは『引き立て役』にされているからストレスが溜まっているのではなく、自分自身のセルフイメージや認識がズレているからストレスが溜まっている可能性が高いと思います。
主観は大事ですが、自分自身を客観的に見る必要性も大事です。
このままでは自分が引き立て役であるかどうかはまったく関係無く、違った意味で負の連鎖に陥ってしまいます。
今ならまだ大丈夫です。
焦らなくても良いので、これを機に自分自身をしっかりと見つめ直してみて下さい。
自分を必要以上に悪く思う必要性がないとわかれば人生は好転しますから。
被害妄想ではないパターンは？
「TATSUMIさん。そうやって何でもかんでも私の被害妄想にいますけどね……」と反論したくなる方もいらっしゃると思います。
もちろんです。
すべてが被害妄想だなんて僕はまったく思っていません。
たとえば「Aさんがいないと、私の美貌が引き立たないじゃない？」とか、直接そういう話題を耳にしたなど、確信犯的な証拠を掴んだのであれば、間違いないでしょう。
間接的に聞いたのだとしたら、どこかで情報が変わっていたり、間違いだったりするかもしれません。
仮に被害妄想ではなかったとしたら、どうしたら良いか。
これも大事なことです。
ちなみに、これは悩むほどのことではありません。
だって確信犯で引き立て役にされていたとしたら、これってイジメですよね。
「引き立て役をしてくれたら、ギャラを払うから」ならビジネス関係で良いですが、そうでなければ嫌がらせです。
自分をイジメる人と関わる必要なんてありませんよね。
深入りする前に距離を置いて下さい。
ただ「ほら、やっぱり……」とか「どうせ他の人も私のことを……」という発想につなげるのは止めて下さいね。
事実は事実として受け止めて、それはそれで終わりです。
当事者に対してムカついたりするのは仕方ありませんが。
関係無い人を巻き込むのは良い考えとは言えません。
蛇足かもしれませんが、ちょっと大事なことを話します。
他人は自分が思っているほど自分の事を意識していません。
「あ、あの人、私のこと、二度見した……」とか、そういうのはほぼ勘違いです。
偶然です。
だって考えてみて下さい。
自分もきっと他人の事を細かくチェックして細かい感想を抱いているかというと、おそらくないと思います。
よほどステキな人かイヤな人でもいれば、気になって意識してしまうかもしれません。
でも、それって特殊なケースで非日常ですよね。
だから、そんなに気にしなくて良いのです。
「ほら……それって結局、私に魅力が無いってことでしょ。俗にいうモブでしょ。引き立て役にすら抜擢されない存在ってことでしょ……」と思う人は、正直に申し上げて、心に何か大きな問題を抱えて耐えきれなくなってきているのかなと思います。
思考のベクトルがズレているのだと思います。
心からその心の重荷をおろして欲しいと思います。
どうか、自分自身を嫌わずに、前向きに生きて下さい。
『引き立て役』かどうかなんて、それほど重要ではないとわかれば楽になりますからね。
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