ココロセラピストが語る!『余計な一言』とは?~コレ自覚していなかったから運気が悪かったのか!~

みんな、それぞれ長所や特技を何かしら持っているものです。

相手の意見や行動に対して意見を述べるのではなく、明らかにこれは攻撃です。
本人が目の前にいようと、いなかろうと、これは悪口以外の何ものでもありません。
『ドラえもん』に登場するキャラクターであるジャイアンが「のび太のくせに!」と、時々言うのですが、あれはイジメです。

きっと愛情表現なのだと受け取るのは早計です。

危険ワード3:「○○でごめんね……」☆☆☆

たとえば「下手でごめんね……」。
これは料理でも歌でも仕事の完成度でもそうなのですが、多用すると危険です。
これは『言の刃』とは少し違いますが、ものすごく不快感を与えてしまうので特に気を付けた方が良いです。

「ごめんね」は通常は謝罪に使う言葉です。
ただ、この言葉を多用する人は、無意識的に相手に対する謝罪の気持ちよりも「私の非を責めないでね」という気持ちが前面に出てしまっている可能性があります。

「そんなことないよ」と毎回、事あるごとに言って欲しいのです。
僕も典型的にそのタイプだったので気持ちは痛いほどわかります。

特にコンプレックスの塊のような人は、何をするにも不安で不安で仕方が無くなってしまうのです。
だからと言って、「ごめんね」をうっかり多用してしまうと、相手が「いちいち謝られても困るんだけど……」という気持ちになってしまうのです。

そう言われて「だから、さっきから、ごめんねって何度も謝ってるじゃない!」とキレてしまったら最悪の結果になってしまいます。
謝るべきは「ごめんね」の乱用についてなのです。
「ごめんね」は自分のコンプレックスにフォローを入れて貰うために使う言葉ではありません。
また、事前に言う事で免罪符になるわけでもありません。

本当に危険な言葉です。

類似危険ワードとしては『自己否定』があります。
「私が作ったから出来栄えは最低だけど……」という類の言葉です。
この言葉を使う事で「最低」の個所が相手の潜在意識に刷り込まれます。
謙遜のつもりでも、うっかり多用してしまうと単なる卑屈な人と思われてしまいます。

 

悪い人じゃないんだけど……

決して悪い人ではないけれど、何故か不運な人っていませんか。
彼らの共通点がまさに『余計な一言』が多いのです。
皮肉めいた言葉だったり、自己否定のような言葉だったり。
そのような言葉を、毎日のように使っていると運気は落ちて当然です。
誰が、そのような人を「ステキ!」と思ってくれるでしょうか。
「この人と付き合いたい!」「この人と働きたい!」と思うでしょうか。
仮に、その人がどんなに真面目で能力があっても、『余計な一言』で、逐一、感情をネガティヴにされてしまったらどんな気持ちになるでしょうか。
「関わりたくないな……」と思いますよね。
これが本音だと思うのです。

では、そんな『余計な一言』で運気が下がってしまった人は這い上がることはできないのでしょうか。
いいえ、そんな事は決してありません。
『余計な一言』を止めれば良いのです。
だって「余計」なのですから。
本来、わざわざ付け加える必要のない言葉なのです。

どうしても、それが直せない場合はカウンセリングを受けてみてください。
というのも、言葉は自分の内側から出てくるものだからです。
替えられないという事は、自分自身の心の奥底に未消化のモヤモヤが残っているのだと思います。
その『余計な一言』が出てきてしまった背景をつきとめて改善することも、とても大切だと思います。

みんな、それぞれ長所や特技を何かしら持っているものです。
それらを自分の人生で有効に、そして最大限使うためにも、『余計な一言』という負荷を外してあげて下さい。
きっと、心も軽くなり、人生の質(QOL)も格段にアップしますから。

 

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