ココロセラピストが語る!『「仕事辞めようかな……」と思った時に考えるポイント』とは?~自分のココロとカラダの声に従って~

仕事のイライラを家族にぶつけていませんか。 仕事の疲れを言い訳に家族を蔑にしていませんか。

・労働基準法が守られない
これは大きく分けて2種類あります。
雇用側が労働基準法に疎く、マイルールで今まで通用してきてしまったパターン。
確信犯で「黙っていれば社員(orバイト)はわからないだろう」とか「何か言ってきたら黙って睨みつければ黙って引くだろう」とか思っているパターン。

前者なら怒らせないように配慮しつつ教えてあげれば改善されるかもしれません。
後者の場合は論外です。

たとえば特殊な契約をしていないのにも関わらず、休憩中なのに職場の外に出られないとか、仕事をしながら食べるとか、あるいは出勤時間の何分前までに来ないとペナルティがあるとか、サービス残業とかです。
「そのくらいのこと……」と思うかもしれませんが、「そのくらい」と思うのであれば無言の圧力で変なルールを押し付けて来ないはずです。

・割に合わない
これは主観が大切になって来ます。
相場も関係あるかもしれませんが、妥協する必要はありません。
自分の労働力や存在価値は会社が一方的に決めるものではありません。
出世や昇給も含めてどうしても納得がいかない、あるいは見込みが無い場合、残っていても仕方がありません。
交渉する事は可能だと思いますが双方が納得できなければ交渉決裂です。
自分の市場価値を見誤ると鼻で笑われて終わってしまいますが自分を安売りする必要はありません。
サービス残業や異動など、イヤな事もどこまで妥協できるかも重要です。
「これだけの条件を飲んで結果を出しているのだから他ならもっと優遇されるかも……」と思ったらリサーチしてみるのも良いかもしれません。

・生理的に職場環境が耐えられない
たとえばタバコです。
苦手な人には苦痛でしかありません。
基本的に禁煙だと言うので入社して見るととんでもない事態に。
表向きは禁煙でも、上司がいない時間帯は無法地帯になっているという職場もあります。
今は禁煙ですが、タバコの匂いが蓄積されて部屋に入ると具合悪くなるという場合も同様です。

白髪禁止という職場もあるそうです。
白く染めている人はダメでも老化や自然に白くなった髪を否定されることに違和感を覚える人もいます。
自然の摂理に反することを受け入れられない人には苦痛でしかありません。

同僚が次々に精神疾患になっていく等の環境が自然に定着してしまっているのも問題です。
指定時間以外、トイレに行かせてくれないことも人によっては大問題です。
急な病欠も許されないとなると不死身の超人でもなければ耐えられないかもしれません。

・プライベートも仕事の事で安心できない
仕事が生きがいの人は問題ありません。
ただし常に心が落ち着かず、退勤後も休日も通勤中も、あるいは夢の中までも仕事のことを考えてしまう人は要注意。
もしそれを楽しいと思えないのであれば『精神的な持ち帰り残業』です。

常に新しい企画を出さないといけないとか、営業のノルマがキツイとか、社会イジメがあるとか、考える内容は様々ですが常に不安が付きまとうようであれば、その状態を長く続けると危険です。
カウンセリングを受けるなどをして解決すれば良いですが、解決に至らない場合は新しい選択へのシグナルと解釈した方が良いかもしれません。
人と会えば仕事の愚痴ばかり言うとか、そういう状態も同様です。

・家族から笑顔が消えた
家族はお互いのことを思い遣っています。
なので、家族の一員が辛そうにしていれば当然心配します。
家族のコミュニケーションの時間が減っても心配します。
家族が不規則な生活をしていれば心配します。

小さな子供が親に構って貰えずに不貞腐れてしまったとか、そういうことだけではなくて、大人でも心配します。
大人なので過干渉されることは無くても「大丈夫なのかな?」と思ってしまうと思います。
生き生きとして楽しそうに、忙しそうにしているなら家族間コミュニケーションが若干薄れても「元気そうで何より」と思ってくれるかもしれませんが、そうでなければ深刻です。

仕事のイライラを家族にぶつけていませんか。
仕事の疲れを言い訳に家族を蔑にしていませんか。

そもそも、仕事とは何なのでしょう。
仕事とは目的では無くプロセスでありツールです。
仕事に飲まれず、どんどん自己実現して下さい。
応援しています。

 

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