ココロセラピストが語る!『空気を読むとか読まないとか』とは?~空気を読めないのは、やっぱり問題だ!~

もしかしたら空気が読めないのは、何か悩みがあって抱え込み過ぎて、他の事に意識が回らず、結果的に空気が読めなくなっているのかもしれません。 悩みを吐き出してスッキリすれば自然に空気が読めるようになるかもしれません。

せっかく伝えたい事があるから投稿しているのに、たまたまサムネイルに本文と関係無い画像が出て来てしまったりすると、今度は、本文ではなく、そっちの画像に全意識が集中してしまい「その画像ウケるwww」という具合に画像の話をメインにコメントされてしまっても本当に困るのです。
そもそも、そういう話がしたくて投稿しているわけではないのですから。

空気を読めないのではなく確信犯で嫌がらせをして相手の様子を見て楽しんでいる人もいるかもしれません。
その場合は容赦なくブロックしてしまえば良いと思います。
問題は、そうではない人です。

「こうやってやりとりしていると、話しの幅が広がって大きな発見や新しい気付きがありますよね!」と思っている方も多いと思うのですが、それは双方が望んでいる場合に成立する話だという事は忘れて欲しくありません。

FACEBOOKに限らず、リアルでも一生懸命話をしているのに「そんなことよりさ!」と強引に話を変えてしまう手強い相手と遭遇する事も稀にある人もいると思いますが、心からお察しします。
その人のテリトリーでその人が話をしているのに遮って「そんなこと」呼ばわれされたら誰だって怒りが込み上げて来ますよね。

この手のタイプとは最初から関わらないのがベストではありますが、なかなかそうは事が運ばないのが世の常というものです。
なので、この手のタイプと関わってしまった時は対策が必要です。

 

空気が読めない人と接するには?

空気が読めない人と接する時は本当に疲れます。
しかし、逃げられないのであれば自分が対策を練って実行するしかありません。
人生全般に言えることですが、変える事が出来るのは自分だけ。
相手を変える(コントロールする)事はできません。
「この人は、そういう人なんだ……」と受け入れつつ、最悪のリスクを回避し、できるだけ良い方向に話を進めるのがベストです。

対策1:TPOという概念を教える
空気が読めない人は、TPOという概念を知らない可能性があります。
空気が読めないので「そんなの知らないよ!」とか「そんな事、今まで誰にも言われた事ないよ!」とか「そんなこと学校で習ってないよ!」とか逆ギレされる危険性こそありますが、だからこそ、今、この瞬間に教えてあげた方が良いのです。
年齢は関係ありません。
小さな子供に教えるように、丁寧に教えてあげて下さい。

対策2:先手を打って、その都度状況確認する
そもそも空気が読めないので、その都度状況を教えてあげた方が良いです。
たとえば「今、お昼休みになったね」という具合に出来るだけ短いセンテンスで伝えた方が良いです。
空気が読めない人は何故か長文が苦手です。
そして自分が興味を持ったキーワードに全意識を集中してしまいます。
なので絶対に相手が食いつきそうな余計な単語は使用しないで下さい。

もしくは、伝えたい内容を相手が食いつきそうな言葉をコピーライターになったつもりで選んで伝えて下さい。
空気が読めない人は優柔不断な人も多いので食事をどうするか等の話題を振る時は「何食べようか?」とオープンクエスチョンで質問をすると悩みはじめてしまう危険性があるので、「ラーメンとかつ丼どっちが良い?」と具体的にクローズドで聞いた方が無難です。
「どうして二択なの?」とツッコミを入れられたら「じゃあ、何か良いアイディアある?」と聞くのがセオリーですが、そこでまた悩み始められると困ってしまうので、「あれば、あなたの意思を尊重するけど、私はラーメンかかつ丼が良いなと思ったんだー……」と意思の有無をクローズドで質問して下さい。

対策3:カウンセリングを勧める
もしかしたら空気が読めないのは、何か悩みがあって抱え込み過ぎて、他の事に意識が回らず、結果的に空気が読めなくなっているのかもしれません。
悩みを吐き出してスッキリすれば自然に空気が読めるようになるかもしれません。
まずは悩みの有無を確認してからです。
「ある」と答えた場合に「カウンセリング受けたら良いかも……」と促して下さい。

その後のスケジュール調整も出来ない可能性があるので「予約手伝ってあげようか?」「いつなら大丈夫そう?」「一緒に行こうか?」と具体的にわかりやすく1つずつ教えてあげて下さい。
もちろん、本人の意思を尊重して欲しいので拒否したら、話題を変えて下さい。

対策4:正直に問題点を告げる
空気が読めないと、空気がどんどん濁って来ます。
相手のペースに合わせてあげることも大事ですが、物事が進まなくなってしまっては意味がありません。
なので「なるほど。●●さんは、××について考えているんだね。でもね、今は△△の件について話をしているから、そっちの話を先にしようね。●●の話は後で、ちゃんと聞くからね」と軌道修正してください。
その際、相手の意識が目移りしないように決して余計なワードは発しないで下さい。
脱線してしまっては本末転倒です。

対策5:無理は承知で距離を置く
どうしても理解し合えず、苦痛な状態が続くようであれば、相手にとってもそれは好ましい状況ではありません。
相手を嫌わないまでも、そっとしておいてあげるという選択肢もあります。
空気を読めない事が必ずしも悪いわけではありません。
空気を読めないからこそ自由に生きていられるのかもしれません。
なので彼(彼女)の自由を奪わないためにも、自分からそっと身を引いてあげるのも優しさかもしれません。

 

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